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Russell Targ の主張 : 神智学協会が 100年前に陽子の中のクォークを霊視 ⇒ 間違い

· 約110分
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title (情報源)

前置き+コメント

過去記事、

Russell Targ : 100年前に水素原子(陽子)の中の 3 クオークを霊視

の情報源動画を AI で整理した。


以下では、

gh_20260820_russell_targ_fig.jpg

彼らが描き出した水素原子(プロトン)の構造は以下のようなものでした:

  • ‌三角形の構造‌‌:水素の原子核(プロトン)は、3つの頂点(apex)を持つ三角形の形状をしていました。
  • ‌基本原子単位(クォーク)‌‌:その三角形のそれぞれの頂点には、小さなエネルギーの球体が存在しており、彼らはこれを「基本原子単位(fundamental atomic units)」と名付けました。
  • ‌エネルギーバンド(グルーオン)‌‌:それら頂点にある球体同士は、互いを結びつける「エネルギーの帯(bands of energy)」によって連結されていました。

ref: 智学協会 による 1895年の水素原子(プロトン)極小透視

について検討する。果たして Russell Targ の

Theosophical Society(神智学協会)の Annie Besant(アニー・ベサント)と Charles Ledbeter?(チャールズ・リードビーター?)が、現代物理学がクォークとグルーオンを発見する100年も前に、‌‌プロトン(水素原子)の内部クォーク構造とエネルギーバンドを完全に一致する形で描写していた

という主張は本当か?


霊視対象としたパラフィンは炭化水素であり、原子模型では

gh_20260820_russell_targ_fig2.jpg

ref: https://louis.pressbooks.pub/sandbox1/chapter/hydrocarbons/

の炭素(黒)が 20以上連なったもの(Alkanes)を指す。白が水素原子。従って、

  • パラフィンは、その化学成分の99%が「水素プロトン(陽子)」で構成されているため、水素原子の観察にはうってつけ

という前提は間違っている。炭素原子は 6個の陽子と6個の中性子があるので、99% が陽子だという前提は最初から成立しない。

さらに、上図を見て判るように二つの水素原子は炭素原子を挟んで遠く離れている。それゆえ、霊視図のように、水素原子を構成する 3つのクォークが下図、

gh_20260820_russell_targ_fig3.jpg

のように接近することはありえない。

さらに赤丸部分を見るとそれぞれのクォーク内部が 3つの要素から構成されているに見える。これは全くのハズレ。

つまり、神智学では水素原子を全く霊視できていない。

推測だが、無自覚のまま三位一体的な数秘的発想に基づいて陽子を

  • 3 つの要素で一組とし(赤丸相当)、それをさらに(一点鎖線で表現したグルーオンで連結した) 3セットでイメージしただけ

だと思える。


以下、情報源を NotebookLM で整理した内容。

要旨

物理学者のラッセル・ターグ氏は、スタンフォード研究所(SRI)で実施された「スターゲイト計画」を通じて、人間の意識が持つ‌‌非局所的な能力‌‌を明らかにしました。

このリモート・ビューイング(遠隔透視)プログラムでは、木星の環やソ連の秘密軍事施設、さらには原子の構造に至るまで、‌‌時間や空間の制限を超えた‌‌正確な描写が記録されています。ターグ氏は、意識は分離しておらず、静寂の中で雑念を排除することで、‌‌誰でも過去や未来の情報を得られる‌‌と主張しています。

また、驚異的な能力を示したパット・プライス氏の‌‌謎めいた死‌‌や、CIAとの協力関係における機密保持の葛藤についても触れられています。最終的に、これらの研究は、人間の精神が本来持っている‌‌無限の可能性‌‌と、秘密がもはや存在し得ない新しい意識の時代を提示しています。

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目次

  1. 前置き+コメント
  2. 要旨
  3. 「事実扱い」と「見解」の区分け
    1. 事実扱い
    2. 見解
    3. 不明瞭
  4. 1895年の水素原子(プロトン)極小透視 : 智学協会による先駆的科学探究の深掘り
    1. Theosophical Society(神智学協会)と Russell Targ(ラッセル・ターグ)の個人的な背景
    2. 創設者 Helena Blavatsky(ヘレナ・ブラヴァツキー)の「サイキック周期表」という革新的着想
    3. ターゲットに選ばれた「パラフィンブロック」とプロトンの極小透視
    4. 1895年雑誌『Lucifer』に描かれたクォークとグルーオンの驚異の一致
    5. 非局所的意識による「無限の精神(Limitless Mind)」の実証
  5. スタンフォード研究所(SRI)におけるリモートビューイングと意識の限界:ブリーフィング・ドキュメント
    1. エグゼクティブ・サマリー
    2. 1. リモートビューイングの定義と基礎理論
    3. 2. 証拠としての歴史的事例と実験結果
    4. 3. 主要なリモートビューワーの比較
    5. 4. パット・プライスの死と機密保持の課題
    6. 5. 哲学的・科学的帰結
    7. 結論
  6. SRI スタートゲート計画のリモートビューイング事例と主要人物
  7. 核心概念と哲学
    1. 核心概念と哲学
  8. 歴史的・思想的背景
    1. 1. 歴史的・思想的背景:古代東洋哲学と神秘主義の遺産
    2. 2. 科学・冷戦・軍実に根ざした背景:SRIスターゲート計画の展開
    3. 3. 歴史の終わりと「絶対的秘密」の終焉
  9. 主要なリモートビューアーと実績
    1. 主要なリモートビューアーと実績
  10. 技術とトレーニング
    1. 技術とトレーニング:遠隔透視の実践的方法論
  11. 関係機関と協力
    1. 関係機関との協力:冷戦期における多角的な共同研究と運用
    2. 学術交流とその他の関与組織
  12. 主要人物と組織
    1. 主要人物一覧
    2. 主要組織一覧
  13. 情報源

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「事実扱い」と「見解」の区分け

事実扱い

  1. ‌Stanford Research Institute(スタンフォード研究所、以下SRI)における遠隔透視(リモートビューイング)実験の成功実績‌
    発言者である Russell Targ(ラッセル・ターグ)は、以下の出来事をすべて、自ら実証・確認済みの「確定した事実」として提示しています。
    • Ingo Swann?(インゴ・スワン)が、National Aeronautics and Space Administration(アメリカ航空宇宙局、以下NASA)の探査機パイオニア10号が木星に到達する数ヶ月も前に、地球からは見えない‌‌「木星の周囲の氷の微粒子からなる環」を正確に透視・描写したこと‌‌。
    • Pat Price(パット・プライス)が、ソ連シベリアのセミパラチンスク極秘兵器工場を透視し、‌‌巨大な8輪のガントリークレーンや、溶接中の60フィートの鋼鉄球体を正確に描写したこと‌‌。
    • Priceが、National Security Agency(国家安全保障局、以下NSA)の極秘施設から‌‌「Flytrap(フライトラップ)」などの最高機密コードワードを直接読み取ったこと‌‌。
    • 1895年に Theosophical Society(神智学協会)の Annie Besant(アニー・ベサント)と Charles Ledbeter?(チャールズ・リードビーター?)が、現代物理学がクォークとグルーオンを発見する100年も前に、‌‌プロトン(水素原子)の内部クォーク構造とエネルギーバンドを完全に一致する形で描写していたこと‌‌。
  2. ‌遠隔透視が訓練可能な技術であるという事実‌
    遠隔透視は一部の限られたサイキックだけの特権ではなく、適切な訓練によって‌‌誰もが習得可能な人間の本質的な能力である‌‌ということ。Targは、J. B. Ryan?(ジェイビー・ライアン?)の実験などで見られた「能力の減衰効果」を、Swann?から学んだ「超能力シグナル」と「精神的ノイズ」の分離トレーニングによって克服できることを確定事項として扱っています。
  3. ‌一般の初心者被験者 Hammid? の驚異的な成績‌
    遠隔透視の経験が全くない一般の対照被験者であった写真家の Hella Hammid?(ヘラ・ハミド?)が、訓練によってプロのサイキックを10倍凌駕する成績(100万分の1の確率の有意性)を収め、その実績が‌‌学術誌『Nature』や電気工学学会(IEEE)の紀要に論文として掲載されたという事実‌‌。
  4. ‌ソ連クレムリンの書記長室の透視と現地での正確性の確認‌
    Hammid?とTargが深い変性意識状態(体外離脱や共同の明晰夢に似た状態)で、ソ連の最高指導者 Leonid Brezhnev?(レオニード・ブレジネフ?)の書記長室を透視し、2年後にTargが実際に現地を訪れた際、ドアや絨毯、隣の部屋のコンピューター群などの描写が‌‌細部に至るまで完全に一致していたことを自ら目撃・確認したこと‌‌。

見解

  1. ‌Pat Priceの不審死(1975年)を巡る陰謀の可能性‌
    PriceがCIA(中央情報局)で行った極秘スパイ活動の内容をすべて Scientology(サイエントロジー)の監査人に流していたことが発覚した経緯を踏まえ、彼の突然の死について、Targは「サイエントロジー側による排除」「極秘情報の漏洩を恐れたCIAによる抹殺」「遠隔透視を警戒したソ連側による暗殺」など、‌‌何らかの組織的な暗殺が行われた可能性があるという独自の推測・仮説‌‌を提示しています。
  2. ‌「絶対的な秘密」の終焉という解釈‌
    非局所的な意識はどこへでも行くことができ、物理的な壁や国家の検閲、時空の隔たりすらもそれを遮ることはできないため、‌‌「この世界に絶対的な秘密はもはや存在しない(there are no secrets anymore)」‌‌という、遠隔透視実験から導き出した彼自身の哲学的評価。
  3. ‌古代東洋哲学・神秘主義と遠隔透視の合致、および「再発見」という位置づけ‌
    意識における分離を幻影とする遠隔透視の哲学的基盤は、仏教、道教、神智学の教えと完全に一致しており、自分たちのスターゲート計画はニューエイジのような新しい思想ではなく、‌‌数千年前から知られていた真理を現代において「再発見」しているプロセスにすぎない‌‌という見解。
  4. ‌情報の「秘匿性」が持つサイキックな引き寄せ効果‌
    Priceの「隠され、秘匿されているものほど、サイキックスペースでは灯台のように輝きを放つ」という言葉を支持し、国家機関が情報を頑なに隠そうとすればするほど、‌‌非局所的意識にとってはターゲットとして見つけやすくなる‌‌という独自の評価。

不明瞭

  1. ‌「非局所的意識(Non-local Consciousness)」の存在と適用範囲‌
    Targは、人間の意識が脳や肉体に制限されず時空を超えて存在している「非局所的」なものであることを、物理学的・科学的な「実在の事実」として極めて確信的に提示しています。しかし客観的には、これは彼が透視現象を説明するために提唱している「無限の精神」という哲学的・科学的「仮説(見解)」の域を出ておらず、‌‌発言者がこれを確定した客観的事実として扱っているのか、それとも自身の物理学的・哲学的な見解(解釈モデル)として提示しているのかの境界線が不明瞭であり‌‌、両者の間で揺れ動いています。
  2. ‌チベット仏教のテキストの科学的・物理学的妥当性‌
    西暦800年にチベットに仏教をもたらした Padma Zimbaba?(パドマ・ジンババ?)の「時間を超越した気づきは因果律による制限を受けない」という教えについて、Targは現代の「理論物理学のテキストのように緻密である」と主張しています。彼がこれを‌‌古代の明確な「科学的事実」として事実扱いしているのか、それとも物理学者としての自身の視点を重ね合わせた「比喩的・類推的な見解」にとどめているのか‌‌が、語り口においてやや曖昧です。

1895年の水素原子(プロトン)極小透視 : 智学協会による先駆的科学探究の深掘り

Theosophical Society(神智学協会)と Russell Targ(ラッセル・ターグ)の個人的な背景

Targ 自身は、幼少期から Theosophical Society(神智学協会)に深い関わりを持って育った「チャイルド・シアソフィスト(神智学の子供)」でした。1954年の大学院生時代にも、ニューヨークの Theosophical Society に深く関与していました。Theosophical Society が精神や意識に関する領域(サイキック現象)に対して非常に親好的であり、受け入れる土壌があったのには明確な歴史的理由があります。19世紀当時、彼らのもとで活動していた偉大なサイキックたちによる透視や知覚の記録が、100年後の未来(現代)において科学的に完全に検証・実証されるという出来事が相次いだためです。

創設者 Helena Blavatsky(ヘレナ・ブラヴァツキー)の「サイキック周期表」という革新的着想

Theosophical Society は、非常に高いサイキック能力を持ったロシア出身の思慮深い女性、Helena Blavatsky(ヘレナ・ブラヴァツキー)によって創設されました。彼女が活躍していた当時、化学界では「元素周期表」が発見されたばかりであり、イギリスなどを中心とした最先端の科学的進展について Blavatsky は強い関心と知識を持っていました。そこで彼女は、「現代の科学とサイキック能力を融合させ、サイキック能力を用いた『サイキック周期表(psychic periodic table)』を独自に作成すべきだ」という非常に極端で、かつ野心的なアイデアを思いつきました。

ターゲットに選ばれた「パラフィンブロック」とプロトンの極小透視

Blavatsky の死後、 Theosophical Society の指導権を引き継いだのが、当時の偉大な2人のサイキック、Annie Bessent?(アニー・ベサント?)と Charles Ledbeter?(チャールズ・リードビーター?)でした。彼らは Blavatsky の「サイキック周期表」の計画を具現化するため、周期表の最も最初の元素である「水素」から調査を開始することにしました。
そこで彼らが透視のターゲットとして用意したのが、「パラフィンのブロック(a block of paraffin)」でした。パラフィンは、その化学成分の99%が「水素プロトン(陽子)」で構成されているため、水素原子の観察にはうってつけだったからです。Blavatsky は2人に対して、「このパラフィンのブロックを観察して、周期表の始まりである水素原子が一体どのような姿をしているのか、その絵を描いて見せてほしい」と依頼しました。これにより、彼らは科学的な顕微鏡などの機器を一切用いない「意識による観察手法(consciousness methods)」によって、極小の原子スケールの探究へと乗り出したのです。

1895年雑誌『Lucifer』に描かれたクォークとグルーオンの驚異の一致

Bessent? と Ledbeter? は、1895年に Theosophical Society が発行していた雑誌『Lucifer(ルシファー)』において、透視によって得られた水素原子の構造を初めて詳細に記述・描写しました。彼らが描き出した水素原子(プロトン)の構造は以下のようなものでした:

  • ‌三角形の構造‌‌:水素の原子核(プロトン)は、3つの頂点(apex)を持つ三角形の形状をしていました。
  • ‌基本原子単位(クォーク)‌‌:その三角形のそれぞれの頂点には、小さなエネルギーの球体が存在しており、彼らはこれを「基本原子単位(fundamental atomic units)」と名付けました。
  • ‌エネルギーバンド(グルーオン)‌‌:それら頂点にある球体同士は、互いを結びつける「エネルギーの帯(bands of energy)」によって連結されていました。

この1895年に描かれた描写は、現代の物理学が明らかにしたプロトンの内部構造と完全に一致しています。現代物理学において、プロトンは「3つのクォーク(quarks)」が三角形の頂点に配置され、それらが「グルーオン(gluons)」と呼ばれる力・エネルギーの帯によって強固に結合していると説明されます。現代の物理学者が教科書に描くプロトンのクォークとグルーオンのモデル図は、彼らが100年以上前に透視で描き出した三角形の図面と「全く同じ」だったのです。

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非局所的意識による「無限の精神(Limitless Mind)」の実証

Targ は、この Theosophical Society の1895年の驚異的な記録に深い感銘を受け、自著である『The Reality of ESP(超能力の真実)』の中に、雑誌『Lucifer』から直接写真に収めた1895年当時の彼らの図版を掲載して紹介しています。
Targ はこの歴史的実証を引用することで、「人間の意識にはあらゆるブロッキング(障害物)が存在しない」という事実を示しています。人間の意識、すなわち非局所的意識(non-local awareness)は、空間的にも時間的にも全く制限がないため、5億マイル離れた「木星の環」のような極大の宇宙から、原子の構成要素である「クォークとグルーオン」のような極小のミクロの世界まで、全く同様に浸透し、正確に描写することができる「無限の精神(limitless mind)」を有しているというのが、彼がこのエピソードから主張する最大の科学的・哲学的結論です。

スタンフォード研究所(SRI)におけるリモートビューイングと意識の限界:ブリーフィング・ドキュメント

エグゼクティブ・サマリー

本文書は、物理学者ラッセル・ターグ氏へのインタビューに基づき、スタンフォード研究所(SRI)で実施された「スターゲート計画」およびリモートビューイング(遠隔透視)の調査結果をまとめたものである。

主な結論として、リモートビューイングは単なる空想ではなく、冷戦時代にCIAや軍の支援を受けて実証された科学的・軍事的な実用性を備えた現象であることが示されている。意識は時間や空間に縛られない「非局所的(ノン・ローカル)」な性質を持ち、適切な訓練と心の静止を通じて、数千キロ離れた場所や未来の出来事、さらには原子レベルの微細な構造まで正確に描写することが可能である。本研究は、現代物理学の枠組みを超え、古代の精神的伝統が説いてきた「分離のない意識」の正当性を再確認するものである。

1. リモートビューイングの定義と基礎理論

リモートビューイング(RV)は、非局所的な認識能力を用いて、遠隔地や未来の状況を経験し記述する能力と定義される。ターグ氏によれば、以下の基本原則が重要視されている。

  • 非局所的意識: 意識は脳に限定されず、時間と空間を超越して広がる性質を持つ。
  • 信号とノイズの分離: RVにおける最大の課題は、純粋な「サイキック信号」を、個人の記憶や想像による「精神的ノイズ」から分離することである。既知の情報(トランプの柄など)を当てるよりも、全く未知の対象(隠された写真など)を記述する方が、事前の先入観が働かないため成功率が高い。
  • 学習可能性: この能力は特別な才能ではなく、適切な訓練によって誰でも向上させることができる。ターグ氏はNASAの資金援助を受け、宇宙飛行士などが心を静めて直感力を高めるための「ESP教育マシン」を開発した。

2. 証拠としての歴史的事例と実験結果

SRIのプログラムでは、複数の被験者により、驚異的な的中例が記録されている。

2.1 歴史的先例:神智学協会による原子構造の観察

1895年、アニー・ベサントとチャールズ・リードビーターは、サイキックな手法を用いて水素原子の構造を観察した。彼らが記述した「三角形の頂点に配置された小さな球体(基本原子単位)とそれらを結ぶエネルギー」の図解は、100年後に現代物理学が解明した「クォーク」と「グルオン」によるプロトンの構造と完全に一致している。

2.2 インゴ・スワン:宇宙と未来の監視

  • 木星の環: 1970年代、NASAのパイオニア10号が到達する数ヶ月前に、スワンは木星を遠隔透視し、当時は知られていなかった「氷の結晶による環」の存在を正確に描写した。
  • 中国の核実験: CIAからの依頼で、3日後の特定座標で何が起きるかを透視。スワンは「空中の花火のような表示」を描写し、それがウランの燃焼による失敗した核実験の特徴であることをCIAが確認した。

2.3 パット・プライス:軍事施設の詳細透視

  • セミパラチンスクの秘密施設: ソ連の兵器工場を透視し、巨大な「8輪のガントリークレーン」や「鋼鉄のゴア(扇形片)を溶接して作られる直径60フィートの球体」を特定した。これらは数年後、衛星写真や雑誌の記事によって実在が確認された。
  • NSAシュガー・グローブ: 米国家安全保障局(NSA)の極秘施設に侵入し、地下にあるファイリングキャビネットのコードネーム(「フライトラップ」「ミネルバ」など)を読み取った。

2.4 ヘラ・ハミッド:対照群による成功

サイキック能力を持たない「対照群」として参加した写真家ヘラ・ハミッドは、パット・プライスを凌ぐ精度を記録した。彼女はターグ氏と共に、モスクワのクレムリン内にあるブレジネフ書記長の執務室を遠隔透視し、赤い革張りのドアや机の配置を正確に描写した。

3. 主要なリモートビューワーの比較

被験者名背景・特徴主な実績
インゴ・スワン「リモートビューイングの父」木星の環、中国の核実験予測。信号とノイズの分離法を確立。
パット・プライス元警察署長、サイエントロジストソ連の兵器工場の構造特定、NSAの極秘コードネームの読み取り。
ヘラ・ハミッド写真家(当初は未経験)クレムリン書記長室の透視。統計的に最も高い的中率を記録。
ジョー・マクモニーグル陸軍サイキック部隊の一員行方不明児の捜索、金鉱や水源の特定。40年以上にわたり能力が減衰しない。

4. パット・プライスの死と機密保持の課題

SRIの中でも傑出した能力を持っていたパット・プライスは、1975年にラスベガスで謎の死を遂げた。彼の死を巡っては以下の複雑な背景が存在する。

  • 二重の報告: プライスはCIAの任務を遂行する一方で、活動内容を逐一サイエントロジー教会に報告していたことが後に判明した(IRSによる家宅捜索で文書が発見された)。
  • 当局の懸念: CIAやNSAは、国家機密を読み取る能力を持つ人物が外部組織と接触していることを極めて深刻視していた。
  • 死の状況: 心臓疾患を抱えていたとされるが、死後に検死が行われなかったという証言もあり、KGBまたはCIAによる暗殺の疑念が、当時の関係者の間で語られている。

5. 哲学的・科学的帰結

ターグ氏は、リモートビューイングの成功は、2500年前の仏教や道教の教えと合致していると指摘する。

  1. 分離は幻想である: 意識において「私」と「対象」の間に隔たりはなく、すべては一体である。
  2. 因果律からの自由: パドマサンバヴァなどのチベット仏教の教えに見られるように、意識が「時を超越した認識(Timeless Awareness)」であるならば、時間的な原因と結果に縛られずに情報を取得できる。
  3. 減衰効果の欠如: 単純なカード当て実験(ゼナー・カード)では被験者が飽きて成績が下がる「減衰効果」が見られるが、現実の場所や物体を対象とするリモートビューイングでは、40年が経過しても高い精度が維持される。

結論

SRIでの10年間に及ぶ研究は、人間の意識が物理的な肉体や現在の時間に限定されない「無限の心(Limitless Mind)」であることを証明した。これは単なるニューエイジ的な思想ではなく、軍事的な実用性を持ち、かつ厳密な科学的手順によって検証された事実である。この知見は、「もはや世界に秘密は存在し得ない」という、安全保障および人間の自己理解におけるパラダイムシフトを提示している。

SRI スタートゲート計画のリモートビューイング事例と主要人物

名前役割・職業主要なリモートビューイング事例特定された対象物または現象検証・証拠の形態特記事項・エピソード
インゴ・スワン遠隔透視者、スターゲート計画の父の一人木星の探査、中国の核実験予測木星の周囲にある氷の粒でできた細い環、および中国の核実験における空中の火花、ウランの燃焼、キノコ雲のない失敗8ヶ月後のNASAのパイオニア10号による写真、および1週間後に実際に発生した核実験失敗の内容との一致により検証NASAが木星に探査機を送る数ヶ月前に実施。当時は土星以外に環があることは知られていなかった。また、1万マイル先の3日後の未来を透視し、ウランが空中で燃える様子を正確に描写した。
パット・プライス遠隔透視者、元警察署長、サイエントロジストソ連の秘密兵器工場(セミパラチンスク)の調査、NSAのシュガー・グローブ施設の透視8輪の巨大なガントリークレーン、鋼鉄のゴア(オレンジの皮状の断片)で作られた直径60フィートの球体。地下のファイルキャビネットとコードネーム(フライトラップ、ミネルバ等)CIAの機密写真、2年後のアビエーション・ウィーク誌の掲載写真、および極秘情報漏洩を危惧したNSAとCIAの激怒による事実上の検証熱心なサイエントロジストであり、情報を教団に流していた疑いがある。1975年に謎の死を遂げた。「隠せば隠すほど、サイキック・スペースでは標識のように輝く」との言葉を残した。
ヘラ・ハミッド写真家、遠隔透視の対照群(コントロール)被験者クレムリンのブレジネフ書記長の執務室赤い絨毯、赤い革張りのドア、ガラスで覆われた大きな木製デスク、窓から見える聖ワシリイ大聖堂ラッセル・ターグが2年後に実際にクレムリンを訪問した際の目視確認により検証遠隔透視の経験がない初心者であったが、熟練の透視者よりも高い成功率(100万分の1の有意性)を記録した。
ジョー・マクモニーグル陸軍の遠隔透視者(1号被験者)行方不明児の捜索、金鉱や水源の特定、軍事作戦ベトナムでの経験に基づくサイキック能力の活用40年間にわたる継続的な成功(能力の減退が見られない)により検証SRIが軍のサイキック部隊を養成するために選んだ6名の内の1人で、最も優れた能力を示した。
アニー・ベサントとチャールズ・レッドビーター神智学協会の研究者・霊能者原子構造の微視的透視(1895年)水素原子内の三角形の形状、3つの「基本原子単位」(クォークとグルーオン)100年後の現代物理学における陽子、クォーク、グルーオンのモデルとの一致により検証パラフィン塊を対象に、現代物理学がクォークを提唱する1世紀も前にその構造を描写した。

[1] Russell Targ SRI Star Gate Remote Viewing Revealed: Psychic Surveillance!

核心概念と哲学

核心概念と哲学

Stanford Research Institute(スタンフォード研究所。以下、SRI)で共同設立された「スターゲート計画」において、物理学者である Russell Targ(ラッセル・ターグ)が提唱した遠隔透視(リモートビューイング)の基盤には、現代物理学と古代のスピリチュアルな伝統を融合させた極めてユニークな意識の哲学が存在します。Targは、人間の意識には本来限界がなく、時空を超えてあらゆる情報にアクセスできる‌‌「無限の精神(Limitless Mind)」‌‌を備えていると主張しています。

非局所的意識(Non-local Consciousness)と「無限の精神」

Targの哲学における中核的な概念は、‌‌人間の意識が非局所的(non-local)である‌‌という点です。意識は肉体や脳に局限されておらず、‌‌空間や時間の制限を完全に超越して存在している‌‌ため、どれほど遠く離れた場所や未来・過去の出来事であっても知覚することが可能です。
この哲学を示す実証的な証拠として、Targは以下の数々の遠隔透視の成功例を挙げています:

  • ‌極大の知覚‌‌:サイキックである Ingo Swann(インゴ・スワン)は、National Aeronautics and Space Administration(アメリカ航空宇宙局。以下、NASA)がパイオニア10号を木星に到達させる数ヶ月も前に、地球から5億マイル離れた‌‌木星の周囲に氷の微粒子からなる環が存在すること‌‌を正確に描き出しました。
  • ‌極小の知覚‌‌:19世紀末、Theosophical Society(神智学協会)の Annie Besant(アニー・ベサント)と Charles Leadbeater(チャールズ・リードビーター)は、パラフィンブロックの水素原子を透視し、現代物理学がクォークとグルーオンとして発見する100年も前に、‌‌プロトンの三角形の頂点にあるクォーク構造とエネルギーバンド(グルーオン)を完全に一致する形で描写しました‌‌。
  • ‌時間(未来)の知覚‌‌:Swannは、CIA(中央情報局)から指定された座標の3日後の未来を透視し、‌‌中国の核実験が失敗に終わる様子(ウランが空気中で燃焼する火工品のような光景)‌‌を時間と空間を超えて正確に描写しました。
  • ‌極秘情報の知覚‌‌:Pat Price(パット・プライス)は、ソ連シベリアのセミパラチンスク兵器工場にあるガントリークレーンや溶接中の60フィートの鋼鉄球体を正確に透視しただけでなく、National Security Agency(国家安全保障局。以下、NSA)の極秘施設であるシュガーグローブの地下ファイルキャビネットから、「Flytrap(フライトラップ)」「Minerva(ミネルヴァ)」「8-ball(エイトボール)」「Cue-ball(キューボール)」といった‌‌当時進行中の最高機密コードワードを正確に読み取りました‌‌。Priceはこれについて、「‌‌隠せば隠すほど、それはサイキックスペースの中で灯台のように輝きを放つ‌‌」という独自の概念を語っています。

分離の幻影と古代東洋・神秘主義哲学の合致

Targは、遠隔透視が「ニューエイジ」の怪しげな新興思想ではなく、数千年前から深く理解されていた人類の共通の叡智の「再発見」であると強調しています。
その根底にあるのが、‌‌「意識における分離は幻影(illusion of separation)である」‌‌という哲学です。

  • ‌神智学との繋がり‌‌:Targは幼少期から、Helena Blavatsky(ヘレナ・ブラヴァツキー)が創設したTheosophical Societyの思想に深く親しんでいました。神智学の核心は「私たちはすべて意識において一つであり、分離は存在しない」という信念であり、これが遠隔透視を可能にする哲学的基盤となっています。
  • ‌仏教と道教の宇宙観‌‌:この「分離の否定」は、仏教や道教の教え、そして「陰陽」のシンボルとも完全に一致しています。西暦800年にチベットに仏教をもたらした Padmasambhava(パドマサンバヴァ)は、‌‌「人間の本質は時間を超越した気づき(timeless awareness)である」‌‌と説きました。この気づきは時間から独立しているため、‌‌「因果律(cause and effect)による制約を受けない」‌‌とされています。Targは、1200年前のこのチベットの教えが現代の「理論物理学のテキスト」のように緻密であると驚嘆しています。

遠隔透視の技術的哲学:超能力シグナルと精神的ノイズの分離

Targの最も実際的な哲学は、遠隔透視が一部の「サイキック・スーパーマン」だけに許された特権ではなく、‌‌適切な訓練によって誰にでも習得可能な人間の本質的な能力である‌‌という確信です。
遠隔透視を成功させるための唯一にして最大の技術は、‌‌「超能力シグナル(psychic signal)」と「精神的ノイズ(mental noise)」を分離すること‌‌です。

  • ‌精神的ノイズの排除‌‌:人は何かを見ようとするとき、自らの記憶や想像から勝手なイメージを作り出してしまいます。例えば、トランプのカードを当てるようなタスク(J. B. Ryan?(ジェイビー・ライアン?)の実験など)は、すでに被験者の頭の中にダイヤやハートなどのイメージが存在するため「精神的ノイズ」が強すぎて成功しにくいとされます。一方で、中身が全くわからない本の図版などを描写するタスクでは、先入観がないためノイズが発生せず、透視がはるかに容易になります。
  • ‌訓練可能性の実証‌‌:Targは、対照実験の被験者として招いた通常の写真家 Hella Hammid?(ヘラ・ハミド?)にこの方法を指導したところ、彼女はプロのサイキックであるPriceを凌駕する驚異的な成績(100万分の1の確率の有意性)を収め、その結果はNature誌や電気工学学会の学術誌に掲載されました。さらに、Joe McMonagle(ジョー・マクモニーグル)らを含む陸軍の超能力部隊の訓練でもこれが証明され、一般的なESP実験で問題となる「能力の減衰効果(decline effect)」を起こすことなく、40年以上経過した今でも高い精度が維持されています。

絶対的秘密の終焉

TargとHammid?は、かつて遠隔透視の実験において幽体離脱(out-of-body)や明晰夢に似た共同の変性意識状態に入り、ソ連の冷戦下の心臓部であるクレムリンの Leonid Brezhnev?(レオニード・ブレジネフ?)の書記長室を正確に透視しました(赤革のドア、真鍮の鋲、机や窓の位置、隣接する部屋のコンピューター群など)。2年後、Targがソ連科学アカデミーでの講演に招かれた際、実際にその部屋を訪れて透視が細部に至るまで正確であったことを自ら確認しています。
この体験を通じて、Targはソ連の聴衆に対しても‌‌「意識はどこへでも行くことができ、この世界に絶対的な秘密はもはや存在しない(there are no secrets anymore)」‌‌と言明しました。物理的な壁や国家の検閲、時空の隔たりすらも、無限に広がる非局所的意識を遮ることはできないということが、SRIの科学的探究とスターゲート計画がもたらした最大の哲学的結論です。

歴史的・思想的背景

物理学者である Russell Targ(ラッセル・ターグ)が提唱した遠隔透視(リモートビューイング)は、単なる冷戦期の軍事技術やニューエイジの一時的な流行ではなく、何世紀にもわたり受け継がれてきた深遠な歴史的・思想的背景に支えられています。Targは、人間の意識の本質を「非局所的(non-local)」かつ「無限」であると捉えており、その思想のルーツは19世紀の神秘主義運動や、数千年前の古代東洋哲学に直接結びついています。

ここでは、ソースに基づき、リモートビューイングを支える「歴史的・思想的背景」について、章と節を分けて詳しく解説します。


1. 歴史的・思想的背景:古代東洋哲学と神秘主義の遺産

1. 神智学協会(Theosophical Society)と19世紀神秘主義

Targの思想形成において極めて重要な役割を果たしたのが、19世紀末にロシア生まれのサイキックである Helena Blavatsky(ヘレナ・ブラヴァツキー)らによって創設された Theosophical Society(神智学協会)です。Targ自身、幼少期から神智学に深い関わりを持っており、1954年の大学院時代にもニューヨークの神智学協会に関与していました。
神智学協会の中心的な信念は、‌‌「意識における分離は幻影(illusion of separation)であり、私たちはすべて意識において一つである」‌‌というものでした。この思想は、遠隔透視を可能にする「非局所的意識」の哲学的基盤そのものとなっています。
また、神智学協会はサイキック能力を用いた極めて先進的な科学的探究を行っていました。創設者のBlavatskyは、当時発見されたばかりの元素周期表をサイキック能力によって作成する「サイキック周期表」というアイデアを思いつき、彼女の死後に協会を引き継いだ Annie Besant(アニー・ベサント)と Charles Leadbeater(チャールズ・リードビーター)という2人の偉大なサイキックにパラフィンブロック(99%が水素プロトン)を透視させました。彼らは1895年に、水素原子(プロトン)を構成する3つの球体(基本原子単位)がエネルギーバンドで結ばれた三角形の構造を描き出し、これを雑誌『Lucifer(ルシファー)』に掲載しました。これは、現代物理学がプロトンの内部構造としてクォーク(3つの頂点)とグルーオン(結合バンド)を発見する100年も前のことであり、Targは自著『The Reality of ESP』の中で彼らの1895年の図版を写真付きで紹介し、非局所的意識による極小領域の正確な透視が歴史的に実証されていたことを主張しています。

2. 古代東洋哲学(仏教・道教)と「時間を超越した気づき」

Targは、意識に分離は存在しないという神秘主義の思想が、Buddhists(ブディスト/仏教徒)や Taoists(タオイスト/道教徒)など、心を静めて世界を観察してきた古代の修行者たちの教えと完全に一致していると指摘しています。
道教の象徴である「陰陽(Yin Yang)」のシンボルは、まさに「宇宙には本質的に分離など存在しない」という事実を2500年前(孔子 Confucius(コンフューシャス/孔子)や釈迦が存命だった時代)から示し続けてきました。
さらに、西暦800年にチベットに仏教をもたらした Padma Zimbaba?(パドマ・ジンババ?、一般にパドマサンバヴァとして知られる)は、‌‌「人間の本質は時間を超越した気づき(timeless awareness)である」‌‌と説きました。この教えによれば、人間の意識は時間から独立しているため、物質界の‌‌「因果律(cause and effect)による制限を受けない」‌‌とされています。Targは、この1200年前のチベット仏教のテキストが現代の「理論物理学のテキスト」のように緻密であることに驚嘆しており、自分たちの遠隔透視の取り組みは「ニューエイジ」などではなく、数千年前から深く理解されていた人類の共通の真理を、現代において何度も「再発見(rediscovery)」しているプロセスにすぎないと考えています。


2. 科学・冷戦・軍実に根ざした背景:SRIスターゲート計画の展開

1. 科学的アプローチの導入と国家機関の関与

1970年代の冷戦(Cold War)という歴史的状況下で、物理学者であるTargは、Stanford Research Institute(スタンフォード研究所。以下、SRI)において「スターゲート計画」を共同で立ち上げ、国家の安全保障に遠隔透視を応用する道を切り開きました。この計画は、Central Intelligence Agency(中央情報局。以下、CIA)や軍、さらには National Aeronautics and Space Administration(アメリカ航空宇宙局。以下、NASA)といった政府機関から多額の資金提供を受けて進行しました。
例えば、NASAからは宇宙飛行士を対象としたESP訓練プログラムの開発資金として10万ドルが提供され、Targは被験者が心を静めて感覚を磨くための「ESP Trainer」と呼ばれる機器(現在はアプリとして無料公開)を開発しました。この開発プロセスにおいて、NASAの契約監督官が同席する中、著名なサイキックである Ingo Swann(インゴ・スワン)は、数ヶ月後に探査機パイオニア10号が到達する予定だった木星を透視し、‌‌「木星の周囲には氷の微粒子からなる一本の環が存在する」‌‌という、当時天文学界で誰も知らなかった事実を正確に描き出し、科学的な先駆性を示しました。

2. 冷戦期の「サイキック・スパイ」実践と最高機密の浸透

冷戦の緊迫した情勢の中で、リモートビューイングは単なる基礎研究を超えて、実戦的な「超能力スパイ(psychic spy)」活動として機能していました。
Swannは、CIAから経緯度(緯度・経度)だけを指定されたターゲットを透視し、3日後に中国で行われる予定だった核実験(ウランの燃焼現象を正確に描写したため、実験自体が失敗することを予見)を事前に正確に言い当てました。
また、元地方検事であり並外れた能力を持った Pat Price(パット・プライス)は、ソ連シベリアのセミパラチンスクに存在する極秘兵器工場を透視し、巨大な8輪のガントリークレーンや、厚い鋼鉄のパーツ(オレンジの皮のようなスライス)を溶接して組み立てている60フィートの巨大な球体の存在を、アメリカ政府が偵察写真等で事実を確認する2年も前に正確に描写しました。
Priceの能力はそれだけに留まらず、National Security Agency(国家安全保障局。以下、NSA)のシュガーグローブ極秘リスニングポストを透視した際には、地下のファイリングキャビネットから「Flytrap(フライトラップ)」「Minerva(ミネルヴァ)」「8-ball(エイトボール)」「Cue-ball(キューボール)」といった、当時進行中だった最高機密の作戦コードワードを直接読み取ってしまい、NSAやCIAの幹部たちを大激怒させる事態を引き起こしました。この時、Priceは「‌‌隠され、秘匿されているものほど、サイキックスペースの中では灯台のビーコンのように強く輝きを放つのだ‌‌」という名言を残しています。

3. パット・プライスの謎の死と組織の影

極めて高い能力を誇ったPriceですが、その背景には神秘的かつ危険な影がつきまとっていました。Priceは、Scientologist?(サイエントロジスト?、新興宗教サイエントロジーの熱心な信者)であり、毎日自分がCIAで行った最高機密のスパイ活動の内容を自身のサイエントロジーの監査人(auditor)に報告し、記録を渡していました。後に、Internal Revenue Service(内国歳入庁。以下、IRS)がサイエントロジーの施設に家宅捜索に入った際、Priceが渡していたCIAの極秘文書や正確な外国大使館の図面などが発見され、彼が情報を全て流していたことが明らかになります。
1975年、PriceはTargらのもとへ向かう途中のラスベガスで、突然謎の痙攣(発作)を起こして謎の死を遂げました。遺体の検死解剖(autopsy)は行われず、彼の死には極めて多くの疑問が残されています。Targは個人的な推測として、サイエントロジー側が自分たちの「超人(superman)」がCIAとの二重スパイであると知って排除した可能性、極秘情報の漏洩を恐れたCIA自身が抹殺した可能性、あるいは遠隔透視を警戒したソ連(ロシア)側によって暗殺された可能性など、様々な組織の暗躍を挙げており、冷戦下の陰謀の渦中に彼がいたことを示唆しています。後に、CIA長官であった Stansfield Turner?(スタンスフィールド・ターナー?)も、シカゴ・トリビューン紙のインタビューで「建物の内部を見通せる並外れた人物が我々のために働いていたが、彼は死んでしまった」と語り、Priceの実績とその不審な最期を間接的に裏付けています。

4. 能力の訓練可能性と「能力減衰効果」の克服

Targの科学的かつ実際的な哲学は、「遠隔透視は一部の天賦の才能を持ったサイキックだけのものではなく、適切な訓練を受ければ誰もが習得できる能力である」という点にありました。
それまでの超心理学研究、例えば40年代から50年代にかけて J. B. Ryan?(ジェイビー・ライアン?)が Duke University(デューク大学)で行ったトランプ(ゼナー・カード)当てなどの実験では、被験者が退屈してしまうことで、実験が進むにつれて的中率が低下する「能力減衰効果(decline effect)」が常に問題となっていました。
Targはこの減衰効果を克服するため、Swannから学んだ指導法を用いて、「サイキック・シグナル(真の透視情報)」と、本人の既知の記憶や先入観から生まれる「精神的ノイズ(mental noise)」を厳密に分離する手法を取り入れました。例えば、あらかじめ形や絵柄を知っているトランプを当てるタスクは「精神的ノイズ」が強すぎて失敗しやすいのに対し、全く未知の本の図版などを描写させるタスクでは、先入観が入らないため透視の精度が飛躍的に高まります。
この手法を用いて、全くの初心者でありプロの写真家であった Hella Hammid?(ヘラ・ハミド?)を訓練したところ、彼女は学術的・公式な対照実験において、100万分の1の確率という驚異的な有意性を叩き出し、当時のトップサイキックたちを凌駕する成績を収めました。この成果は、著名な学術誌『Nature』や電気工学学会(IEEE)の紀要に掲載され、誰でも能力を開発できることが科学的に実証されました。さらに、Targが選抜・訓練した陸軍の Joe McMonagle(ジョー・マクモニーグル)らによる超能力部隊の実験でも、減衰効果を引き起こすことなく、40年以上にわたり極めて高い精度で遠隔透視を成功させ続けることに成功しています。


3. 歴史の終わりと「絶対的秘密」の終焉

Targは自らのキャリアの終盤、Hella Hammid? と共同で、遠隔透視と体外離脱(out-of-body)、あるいは共同の明晰夢(lucid dream)を融合させた深い変性意識状態に入り、ソ連の冷戦の心臓部である Kremlin(クレムリン)の Leonid Brezhnev?(レオニード・ブレジネフ?)書記長室の透視を試みました。彼女は赤いレザーに真鍮の鋲が打たれた豪華なドア、赤い絨毯、窓の外に見える聖バジル大聖堂、巨大なガラス天板の机、そして隣の部屋にある大型コンピューター群を詳細に描写しました。その2年後、Targがソビエト科学アカデミーでの講演に公式に招待されてクレムリンを訪れた際、案内されたブレジネフの執務室の光景は、彼女が2年前に描き出したものと「完全に一致」していました。
Targは、ソ連の著名な科学者たちを前にして、‌‌「意識はどこへでも行くことができ、もはやこの世界に絶対的な秘密は存在しない(there are no secrets anymore)」‌‌と言い放ち、聴衆を驚愕させました。物理的な障壁や国家による最高機密の隠蔽すらも、無限に広がる非局所的な意識の前には完全に無力であり、人間の本質的な繋がりを遮ることはできないという気づきこそが、SRIでの数多の実験を通じてTargがたどり着いた、歴史的かつ究極の思想的結論となっています。

主要なリモートビューアーと実績

前々回は「核心概念と哲学」、前回は「歴史的・思想的背景」について解説しました。今回は、Stanford Research Institute(スタンフォード研究所。以下、SRI)のスターゲート計画において、物理学者である Russell Targ(ラッセル・ターグ)とともに歴史的な功績を残した‌‌主要なリモートビューアー(遠隔透視者)と、彼らが成し遂げた驚異的な実績‌‌について、ソースに基づき詳しく解説します。


主要なリモートビューアーと実績

1. Ingo Swann(インゴ・スワン):遠隔透視の先駆者と宇宙・未来の透視

Ingo Swann(インゴ・スワン)は、Targらとともに現代の遠隔透視プログラムの基礎を築いた、‌‌「遠隔透視の父」‌‌と呼ばれる偉大なサイキックです。 彼は時空を超越した極めて高い知覚能力を示し、科学界や情報機関を驚愕させる実績を残しました。

  • ‌木星の環の先駆的発見‌‌:National Aeronautics and Space Administration(アメリカ航空宇宙局。以下、NASA)が開発資金を投じたESP訓練プログラムの最中、SwannはNASAの契約監督官である George President?(ジョージ・プレジデント?)らと同席している場で、数ヶ月後に探査機パイオニア10号が到達予定だった木星の透視を行いました。 Swannは‌‌「木星の周囲には氷の微粒子からなる一本の環(a ring of ice crystals)が存在する」‌‌と主張し、詳細な図面を描き上げました。 当時、天文学界では木星に環があることは知られていませんでしたが、8ヶ月後にNASAが撮影した写真によってSwannの描写が完全に正しかったことが証明されました。
  • ‌未来の核実験の予見‌‌:Central Intelligence Agency(中央情報局。以下、CIA)から地理的座標(緯度・経度)のみを指定され、「3日後の未来にここで何が起こるか」を尋ねられたSwannは、赤や黄色の色鉛筆を使い、‌‌「空に広がる花火(pyrotechnic display)のような光景」‌‌を描写しました。 これは、CIAが追跡していた中国の核実験が、ウランの空中燃焼によってキノコ雲を作らずに失敗に終わる様子を3日前に時間と空間を超えて正確に見抜いたものでした。

2. Pat Price(パット・プライス):冷戦下の最高機密を暴いた驚異のサイキック

元地方検事であり、Targをして‌‌「これまでに出会った中で最も並外れた超能力者」‌‌と言わしめたのが Pat Price(パット・プライス)です。 彼は、冷戦下の国家機密の核心に迫る圧倒的な実績を残しました。

  • ‌ソ連極秘兵器工場の透視‌‌:シベリアのセミパラチンスクにあるソ連の兵器工場の座標を与えられたPriceは、目を閉じて「巨大な建物の上を rolling する、片側4輪ずつ、計‌‌8輪の巨大なガントリークレーン(gantry crane)‌‌」を正確に描写しました。 さらに建物の内部を透視し、オレンジの皮(gore/スライス)のような鋼鉄パーツを溶接して‌‌「60フィートの巨大な鋼鉄製の球体(60-foot diameter sphere)」‌‌を組み立てている様子を詳細に報告しました。 アメリカ政府がその存在を写真等で正式に確認したのは彼の死から2年後であり、当時誰も知り得なかった最高機密の兵器開発を完全に言い当てていました。
  • ‌NSA極秘コードワードの読み取り‌‌:Priceの能力は、物質の形状を捉えるだけに留まらず、文字情報を直接「読み取る」ことにまで及びました。 National Security Agency(国家安全保障局。以下、NSA)のシュガーグローブ極秘施設を透視した際、彼は地下にあるファイルキャビネットを突き止め、中に保管されていたファイルから‌‌「Flytrap(フライトラップ)」「Minerva(ミネルヴァ)」「8-ball(エイトボール)」「Cue-ball(キューボール)」‌‌という、当時進行中だった最機密の作戦コードワードを直接読み取って報告しました。 この件でNSAとCIAの幹部は大激怒しましたが、Priceは「‌‌隠され、秘匿されているものほど、サイキックスペースの中では灯台のビーコンのように強く輝きを放つのだ‌‌」という独自の哲学を語っています。

3. Hella Hammid?(ヘラ・ハミド?):訓練可能性を証明した「対照被験者」とクレムリン透視

Hella Hammid?(ヘラ・ハミド?)は、著名なプロの写真家であり、実験開始当初は遠隔透視の経験が全くない‌‌「一般人の対照被験者(control subject)」‌‌としてプロジェクトに参加しました。

  • ‌トップサイキックを超える実績‌‌:Targから「サイキック・シグナル」と「精神的ノイズ」を分離するアプローチを学んだHammid?は、公式な対照実験において、100万分の1の確率という驚異的な有意性を記録し、‌‌当時トップクラスの能力者であったPriceすらも10倍凌駕する成績‌‌を収めました。 彼女の実績は、遠隔透視が一部の超人だけのものではなく、誰もが訓練によって習得可能であることを科学的に実証し、権威ある学術誌『Nature(ネイチャー)』や電気工学学会(IEEE)の紀要に論文として掲載されました。
  • ‌クレムリンの書記長室の透視‌‌:TargがSRIを離れる直前、最後の実験としてHammid?は、ソ連の冷戦の心臓部である Kremlin(クレムリン)の Leonid Brezhnev?(レオニード・ブレジネフ?)書記長室を透視しました。 彼女は「赤いレザーに真鍮の鋲が打たれた豪華なドア」「窓の外に見える聖バジル大聖堂」「ガラス天板の巨大な木製デスク」「隣の部屋の大型コンピューター群」を詳細に描写しました。 2年後、Targがソ連科学アカデミーに招かれて実際にブレジネフの執務室に入った際、‌‌彼女の描写が細部に至るまで完全に一致していたこと‌‌を自ら目撃し、驚愕することとなりました。

4. Joe McMonagle(ジョー・マクモニーグル):陸軍超能力部隊のエースと「減衰効果」の克服

1978年、SRIの実績に注目した陸軍は、自前のサイキック部隊(超能力部隊)の設立を決定し、Targに候補者30人の選抜と訓練を依頼しました。 その中で、ベトナム戦争でのサイキック体験を持ち、最も優れた才能を発揮したのが Joe McMonagle(ジョー・マクモニーグル)です。

  • ‌「能力の減衰効果」の克服‌‌:かつて Duke University(デューク大学)の J. B. Ryan?(ジェイビー・ライアン?)らが行ったトランプ(ゼナー・カード)当ての実験などでは、被験者が退屈してしまい、時間の経過とともに的中率が低下する「能力減衰効果(decline effect)」が最大の障害でした。 しかし、Targが指導した「ノイズを分離し、全く未知のターゲットを自由に描写させる」手法を用いたMcMonagleは、この減衰効果を完全に克服しました。
  • ‌40年以上にわたる現役活動‌‌:McMonagleは、実験開始から40年以上が経過した今でも、行方不明の子供の捜索、金鉱や水源の発見、陸軍向けの任務などにおいて、高い精度を維持したまま、極めて優秀な遠隔透視を成功させ続けています。

技術とトレーニング

技術とトレーニング:遠隔透視の実践的方法論

1. NASAの支援による「ESP Trainer」の開発と初期トレーニング

Russell Targ(ラッセル・ターグ)は、Stanford Research Institute(スタンフォード研究所。以下、SRI)での研究において、超能力を神秘のベールから剥ぎ取り、誰もが段階的に学べる「トレーニング可能な技術」へと落とし込みました。
その象徴的な出来事が、National Aeronautics and Space Administration(アメリカ航空宇宙局。以下、NASA)からの10万ドルの資金提供を受けて開発された‌‌「ESP teaching machine(ESP訓練機)」‌‌のプログラムです。 Targは、宇宙飛行士をはじめとする一般の人々であっても、心を静めて自分の意識を集中させることで、少し先の未来に目にするものを予知・描写する能力を学習できることを実証しました。 この時開発されたゲーム感覚の訓練ツールは、現在でも「ESP Trainer」というアプリケーションとして無料公開されており、誰でも自宅で直感を磨くトレーニングを行うことができます。

2. リモートビューイング最大の鍵:超能力シグナルと精神的ノイズの分離

Targが提唱するトレーニング方法論の最も核心的な技術は、意識の中に入ってくる本物の‌‌「超能力シグナル(psychic signal)」と、被験者自身の記憶や想像が生み出す「精神的ノイズ(mental noise)」を厳密に分離すること‌‌にあります。 この極意は、伝説的なサイキックである Ingo Swann(インゴ・スワン)が開発した指導法(teaching method)に基づいています。
トレーニングを成功させるためには、‌‌「被験者がすでに情報を持っているターゲット」を徹底的に避けること‌‌が極めて重要です。

  • ‌精神的ノイズを誘発する例‌‌:トランプ(ゼナー・カード)の絵柄を当てさせたり、1から10の数字を当てさせたりするタスクは、訓練としては不適切であり極めて難易度が高くなります。 なぜなら、被験者はすでにダイヤ、ハート、あるいは特定の数字のイメージを頭の中に持っているため、目を閉じた瞬間に自身の「記憶」からそれらのイメージが呼び起されてしまい、それが強力な「精神的ノイズ(先入観や分析的な推測)」となって本物のシグナルを完全に遮断してしまうからです。
  • ‌シグナルを捉えやすくする例‌‌:これとは対照的に、Targの書斎からランダムに選ばれた「中身が全くわからない本の図版」を描写させるようなタスクは、先入観が入る余地がありません。 被験者はターゲットに関する一切の事前情報を持っていないため、推測から生じるノイズに邪魔されることなく、非局所的意識から送られてくる純粋な「超能力シグナル」の形や印象をそのまま捉えやすくなります。

3. 指導者(インタビュアー)の役割と「推測」の排除

遠隔透視セッションにおいて、指導者(インタビュアー)は単なる実験の記録係ではなく、被験者を正しい手順へと導く最も重要なナビゲーターとして機能します。 指導者の主要な任務は、被験者が「これがターゲットではないか」と頭で分析・推測(guessing)し始めるのを防ぎ、純粋な知覚のみを描写させることです。
Targが初心者を指導する際によく用いたアプローチは、「あなたは絶対に間違えることがない」という安心感を与えて、心の緊張をほぐすことでした。

  • ‌孫娘へのアプローチ‌‌:Targはある日、遠隔透視など全く知らなかった6歳の孫娘がお粥を食べているときに、バンダナで厳重に包んだ本を差し出し、「この中に面白い絵が隠されているよ。あなたの意識の中にふっと現れる、その素晴らしいイメージをただ教えてごらん。間違えようがないのだから(you can't do that wrong)」と言って、プレッシャーを感じさせずにスケッチを描かせました。 彼女は見事に、その本の表紙に描かれていた「笑う猫」の絵を驚くほど正確に描き出しました。
  • ‌指導者としてのセッション管理‌‌:本番のセッションにおいて、Targは被験者と机を並べて座り、被験者が「これは〇〇の形をしているから、××という場所に違いない」と言葉でラベルを貼り(分析)始めた瞬間にそれを優しく制止します。 被験者が行うべきなのは、頭に浮かんだ「生(なま)の視覚的・感覚的情報(例:滑らか、冷たい、斜め上を向いた角度、など)」を推測抜きでそのままスケッチブックに描き出すこと(Moves)であり、指導者はそのプロセスを厳密にコントロールします。

4. 退屈と能力低下を防ぐ「減衰効果」の克服

1940年代から50年代にかけて、Duke University(デューク大学)の J. B. Ryan?(ジェイビー・ライアン?)らが行った従来の超心理学研究では、被験者が同一のトランプ当てなどを延々と繰り返すうちに「退屈」してしまい、実験が後半に進むにつれて正解率が著しく低下する‌‌「能力の減衰効果(decline effect)」‌‌が、ESPの実証において最大の障害となっていました。
しかし、SRIでTargが確立した「被験者の知的好奇心を刺激し、精神的ノイズを排除しながら自由に描写をさせる」トレーニング手法は、この減衰効果を完全に克服することに成功しました。

  • ‌実証された持続性‌‌:遠隔透視の経験が全くない一般の「対照被験者(control subject)」として参加した写真家の Hella Hammid?(ヘラ・ハミド?)や、1978年から陸軍の超能力部隊の訓練を開始した Joe McMonagle(ジョー・マクモニーグル)らは、数百回に及ぶ実験を行っても成績が低下しませんでした。 McMonagleにいたっては、最初の訓練から40年以上が経過した現在でも、行方不明者の捜索や金鉱の発見、軍事タスクなどにおいて、減衰効果を一切起こすことなく極めて高い精度で遠隔透視を成功させ続けており、この技術体系の正しさを身をもって証明しています。

関係機関と協力

これまでの「核心概念」「歴史的・思想的背景」「主要なリモートビューアーの実績」「技術とトレーニング」の解説に続き、今回は‌‌Stanford Research Institute(スタンフォード研究所、以下SRI)のスターゲート計画において行われた「関係機関との協力」‌‌について、ソースに基づき詳細に解説します。


関係機関との協力:冷戦期における多角的な共同研究と運用

Central Intelligence Agency(セントラル・インテリジェンス・エージェンシー、以下CIA)との連携と作戦運用

SRIにおける遠隔透視(リモートビューイング)計画は、冷戦期の国家安全保障に関わる極秘プロジェクトとして、‌‌CIAとの緊密な協力のもとで実施されました‌‌。
CIAは単なる研究資金の提供者にとどまらず、SRIに対して具体的な情報収集ターゲットを提供し、その成果を作戦(オペレーション)に直接反映させていました。

  • ‌契約監査官の関与‌‌:CIA側のプロジェクト・モニター(契約監督官)である Ken Crest(ケン・クレスト)が、SRIとCIAとの間の密接な連絡窓口となっていました。CrestからTarg(ラッセル・ターグ)らへ密かに手渡される地理的座標(緯度や経度)をもとに、シールドルーム(電磁遮蔽室)にこもったビューアーたちが透視セッションを行いました。
  • ‌座標ターゲットによる作戦成果‌‌:提供された座標をもとに、Ingo Swann(インゴ・スワン)は中国で3日後に実施予定だった核実験がウランの空中燃焼によって失敗に終わる様子を事前に透視しました。また、Pat Price(パット・プライス)はシベリアのセミパラチンスクにあるソ連の兵器工場を透視し、巨大な8輪のガントリークレーンや、厚い鋼鉄パーツを溶接して組み立てている60フィートの巨大な球体を詳細に描き出しました。
  • ‌隔離環境での運用‌‌:CIAは、Priceのような並外れた能力を持つサイキックが一般人と過度に接触することを懸念し、彼をカリフォルニアのSRIから離して、West Virginia(ウェストバージニア)の田舎の農家に隔離(シークエスター)しました。Priceはそこから毎日、CIA本部に送迎され、Crestとともに数々の機密作戦に直接携わっていました。のちにCIA長官を務めた Stansfield Turner?(スタンスフィールド・ターナー?)も、シカゴ・トリビューン紙のインタビューで、建物の内部を見通せる並外れた人物(Price)が彼らのために働いていた事実を認め、その実績を間接的に裏付けるコメントを残しています。

National Aeronautics and Space Administration(ナショナル・エアロノーティクス・アンド・スペース・アドミニストレーション、以下NASA)との共同トレーニング開発

Targは、NASAからも多額の資金提供を受け、意識の訓練可能性を証明するための共同プログラムを進めました。

  • ‌ESP訓練マシンの開発‌‌:TargはNASAから10万ドルの契約を受けて、被験者が心を静めて未来の視覚的情報を予知するためのトレーニング・プログラム‌‌「ESP教学マシン(ESP teaching machine)」‌‌(現在の「ESP Trainer」アプリの原型)を開発しました。これを通じて、宇宙飛行士や一般の人々が直感を磨き、感覚を静める訓練を行えるようにしました。
  • ‌木星環の透視実験‌‌:NASAの契約監督官であった George President?(ジョージ・プレジデント?)がTargのオフィスに同席していた際、Swannが「これから数ヶ月後に木星へ到達予定のパイオニア10号の探査を前に、面白いことがわかるか」と尋ねられました。Swannは即座に、木星の周囲に地球からは見えない「氷の微粒子からなる一本の環」が存在することを見事に描き出しました。この結果は、8ヶ月後にNASAの探査機が実際に撮影した写真によって完全に確認されました。

National Security Agency(ナショナル・セキュリティ・エージェンシー、以下NSA)との摩擦と最高機密の浸透

SRIの遠隔透視能力があまりにも強力であったため、‌‌同じアメリカ政府内の情報機関であるNSAとの間で深刻な摩擦が発生する事態‌‌も生じました。

  • ‌最高機密コードワードの流出‌‌:PriceがCrest(CIA)から提供された座標を透視した際、それがVirginia(バージニア)のシュガーグローブにあるNSAの極秘リスニングポスト(傍受施設)であることを突き止めました。Priceは施設の地下深くにあるファイルキャビネットを透視し、そこに保管されていた最機密作戦のコードワードである「Flytrap(フライトラップ)」「Minerva(ミネルヴァ)」「8-ball(エイトボール)」「Cue-ball(キューボール)」をそのまま読み取ってしまいました。
  • ‌機関同士の対立‌‌:これを知ったNSAは激怒し、極秘施設をサイキックのターゲットにしたCIAおよび、その窓口であるSRIに猛抗議を行いました。NSAとCIAの幹部がSRIに直接怒鳴り込むという異常事態に発展しましたが、Price自身は「隠せば隠すほど、サイキックスペースでは灯台のように輝きを放つのだ」と語り、物理的セキュリティの限界を浮き彫りにしました。

US Army(ユー・エス・アーミー、以下米国陸軍)における超能力部隊の創設と訓練

SRIの実績を長年観察していた米国陸軍は、秘密工作などのために自前の部隊を持つことを決意し、SRIに本格的な協力を求めました。

  • ‌陸軍サイキック部隊の選抜‌‌:陸軍は「わざわざカリフォルニア(SRI)まで出向いて透視を依頼するのは恥ずかしい」とし、自前の‌‌陸軍サイキック部隊(Army psychic corps)‌‌を創設するため、30人の自軍候補者をSRIに送り込みました。Targはその中からインタビューを通じて適性を見極め、Joe McMonagle(ジョー・マクモニーグル)を含む6名を選抜・訓練しました。
  • ‌持続的な軍事任務の遂行‌‌:この陸軍超能力部隊は、Targの指導のもとで「能力の減衰効果」を克服し、行方不明の子供の捜索や水源・金鉱の発見、さらには陸軍の具体的な極秘任務において40年以上にわたり極めて高い的中率を維持し続けました。

学術交流とその他の関与組織

Soviet Academy of Sciences(ソビエト科学アカデミー)との国際的学術交流

冷戦下で敵対関係にあったソビエト連邦に対しても、Targは科学的・学術的なアプローチを通じて間接的な協力や意見交換を行っていました。

  • ‌クレムリンでの講演と衝撃‌‌:TargはSRIを去った後、Soviet Academy of Sciences(ソビエト科学アカデミー)の公式な招待を受け、Kremlin(クレムリン)でソ連の科学者たちに向けて遠隔透視の成果を講演しました。Targは、同行したロシア語の堪能な娘の Elizabeth?(エリザベス?)の助けを借りながら、「意識はどこへでも行くことができ、この世界に絶対的な秘密は存在しない」と言明し、ソ連の科学者たちに大きな衝撃を与えました。また、この訪問時にTargは、Hella Hammid?(ヘラ・ハミド?)とともに2年前に透視していた Leonid Brezhnev?(レオニード・ブレジネフ?)書記長の執務室を実際に訪れ、彼女の透視の正確さを自ら検証する機会を得ました。

Scientology(サイエントロジー)および Internal Revenue Service(インターナル・レベニュー・サービス、以下IRS)を巡る問題

SRIやCIAとの協力の裏で、個人や宗教組織が関与したことによる深刻なセキュリティ上の問題も浮き彫りになりました。

  • ‌二重スパイ状態の発覚‌‌:エースビューアーであったPriceは、熱心な Scientologist?(サイエントロジスト?)でもありました。彼はCIAやSRIと協力して極秘任務を遂行する一方で、毎日その最高機密の内容(詳細な外国大使館の図面など)をサイエントロジーの監査人(auditor)に報告し、文書として引き渡していました。
  • ‌IRSの家宅捜索による露見‌‌:この事実は、のちにIRS(米国内国歳入庁)がサイエントロジーのセレブリティセンターへ家宅捜索に入った際、Priceが提出していたCIAの極秘ファイルが発見されたことで発覚しました。これにより、CIAは「最高機密を扱うサイキック・スパイが、同時に宗教団体にすべて情報を流していた」という計り知れないセキュリティ上の対立に直面することになりました。なお、Targと共同研究者の Hal Putoff?(ハル・パトフ?)は、のちにサイエントロジーセンターで行われたPriceのメモリアル(追悼式)で彼の遺体を目撃しています。

主要人物と組織

主要人物一覧

名前の原語表記カタカナ表記簡単な説明
‌Russell Targ‌ラッセル・ターグ物理学者。SRIにおいて「スターゲート計画」を共同設立し、レーザー技術の研究から、意識の非局所性を探求する遠隔透視(リモートビューイング)の実験・指導・推進を主導した。
‌Ingo Swann?‌インゴ・スワン「遠隔透視の父(先駆者)」と呼ばれる偉大なサイキック。NASAの契約監督官の前で木星の環の存在を正確に予言・透視したり、CIAからの依頼で中国の核実験失敗を正確に予見した。
‌Pat Price‌パット・プライス元地方検事であり、Targが「最も並外れた超能力者」と評したリモートビューアー。ソ連のセミパラチンスク極秘兵器工場(ガントリークレーンや鋼鉄球体) や、NSA施設の最機密コードワードを正確に透視したが、1975年に謎の死を遂げた。
‌Hella Hammett?‌ヘラ・ハミドプロの写真家。遠隔透視の経験がない一般の「対照被験者(コントロール)」として参加しながら、訓練によりプロのサイキックを10倍凌駕する成績を収めた。クレムリンのブレジネフ書記長室の正確な透視などの実績を持つ。
‌Joe McMonagle?‌ジョー・マクモニーグル1978年に創設された米国陸軍超能力部隊のエース。ベトナム戦争でのサイキック体験を持ち、Targの指導のもとで「能力の減衰効果」を克服し、40年以上にわたり現役で高精度な透視を行い続けている。
‌Ken Crest‌ケン・クレストCIA側のプロジェクト・モニター(契約監査官)。SRIの遠隔透視プログラムを管理し、秘密座標の提供や、Pat Priceをウェストバージニアの農家に隔離して行う極秘作戦運用などを担当した。
‌Hal Putoff?‌ハル・パトフTargとともにSRIで遠隔透視の共同研究を行った物理学者。Pat Priceの追悼式(サイエントロジーセンター)にTargと同席し、彼の遺体を確認した。
‌Stansfield Turner?‌スタンスフィールド・ターナー元CIA長官。シカゴ・トリビューン紙のインタビューにて、建物の内部を見通せる並外れた人物(Pat Price)がかつて彼らのために働いていた事実と、その人物がすでに亡くなっていることに言及した。
‌George President?‌ジョージ・プレジデントNASA側のESP訓練プログラムにおける契約監督官。Ingo Swannが木星の環を透視した歴史的なセッションに同席した。
‌Helena Blavatsky‌ヘレナ・ブラヴァツキー19世紀末に神智学協会(Theosophical Society)を創設した、ロシア出身の非常に能力の高い女性サイキック。意識における分離は幻影( illusion of separation)であると説いた。
‌Annie Bessent?‌アニー・ベサント神智学協会の第2代リーダーであり優れたサイキック。Charles Ledbeter?とともに、プロトン(水素原子)の内部構造を透視し、現代物理学のクォークやグルーオンの配置と一致する図版を1895年に発表した。
‌Charles Ledbeter?‌チャールズ・リードビーター神智学協会の偉大なサイキック。Annie Bessent?とともにパラフィンブロック(水素プロトン)の極小透視を行い、原子内部構造を描写した。
‌Leonid Brezhnev?‌レオニード・ブレジネフソビエト連邦(ソ連)の最高指導者(書記長)。Hella Hammett?とTargによる共同の透視ターゲットとして、クレムリンにある彼の執務室が選ばれた。
‌Elizabeth?‌エリザベスRussell Targの娘。ロシア語が非常に堪能で、Targがソビエト科学アカデミーに招待された際、彼の代わりにロシア語でスピーチを行い、ソ連の聴衆に驚きを与えた。
‌Andrea Puharic?‌アンドリア・プハーリッヒイスラエル出身のサイキックUri Gellerのメンター。マイクロエレクトロニクスや補聴器に関心を持っていたため、Targらが実験時の不正(無線でのメッセージ送信)を警戒し、シールドルームを導入するきっかけとなった。
‌Uri Geller‌ユリ・ゲラーイスラエル出身の著名なサイキック。SRIでの遠隔透視実験の初期段階に被験者として参加した。
‌J. B. Ryan?‌ジェイビー・ライアンデューク大学でゼナー・カード等のESPカード当て実験を行った超心理学者(J.B.ライン)。被験者が飽きて成績が落ちる「能力の減衰効果(decline effect)」を観察・報告した。
‌Padma Zimbaba?‌パドマ・ジンババ西暦800年にチベットに仏教をもたらしたとされる人物(パドマサンバヴァ)。「人間の本質は時間を超越した気づきであり、因果律に制限されない」と説いた。
‌Kit Green‌キット・グリーンPat Priceの不審死の際、病院で彼の遺体を確認し、検死解剖(autopsy)が行われたと報告した人物。
‌Dark Journalist‌ダーク・ジャーナリスト本ビデオインタビュー番組のインタビュアー。物理学者であるRussell Targをゲストに招き、スターゲート計画の秘密に迫る。

主要組織一覧

組織名の原語表記カタカナ表記簡単な説明
‌Stanford Research Institute (SRI)‌スタンフォード研究所カリフォルニアに拠点を置く研究機関。Russell Targらが共同で「スターゲート計画」を立ち上げ、遠隔透視の科学的研究と実験を行った主要舞台。
‌Central Intelligence Agency (CIA)‌中央情報局冷戦下でSRIの遠隔透視研究に多額の資金を提供し、ソ連の軍事施設や中国の核実験といった特定座標の透視(スパイ作戦)を多数依頼した主導機関。
‌National Aeronautics and Space Administration (NASA)‌アメリカ航空宇宙局宇宙飛行士などのための直感訓練プログラム(ESP教学マシン)の開発に10万ドルの予算を提供。副次的に木星環の正確な透視を実証した。
‌National Security Agency (NSA)‌国家安全保障局独自の極秘施設(バージニア州シュガーグローブ)をPat Priceに透視され、最機密の作戦コードワードを直接読み取られたことで、CIAやSRIに激怒した情報機関。
‌US Army‌アメリカ陸軍SRIの成果に注目し、自前の「陸軍超能力部隊(Army psychic corps)」を創設。Targに候補者30名からJoe McMonagleらを選抜・訓練させた。
‌Theosophical Society‌神智学協会19世紀末にHelena Blavatskyが創設した世界的な神秘主義組織。「意識における分離は幻影である」という東洋的な哲学を掲げ、サイキックによる水素原子内部のクォーク構造の透視を先駆的に実施した。
‌Soviet Academy of Science?‌ソビエト科学アカデミー冷戦期にTargをクレムリンでの講演に公式に招待し、非局所的意識と遠隔透視の成果(「もはや秘密は存在しない」)の報告を受けたソ連の最高学術機関。
‌Scientology‌サイエントロジーPat Priceが熱心に信仰していた新興宗教。PriceはCIAで行った最高機密の透視内容を監査人に毎日報告しており、のちにIRSによる施設捜索で極秘ファイルの存在が発覚した。
‌Internal Revenue Service (IRS)‌内国歳入庁アメリカの税務機関。サイエントロジーのセレブリティセンターに家宅捜索に入った際、Pat Priceが流出させていたCIAの極秘書類ファイルを発見した。
‌Duke University‌デューク大学J. B. Ryan?がESPカード(ゼナー・カード)実験を行い、実験進行とともに正答率が下がる「能力の減衰効果」を記録した大学。

情報源

動画(44:08)

Russell Targ SRI Star Gate Remote Viewing Revealed: Psychic Surveillance!

https://www.youtube.com/watch?v=SbLSxpf5yhw

33,400 views 2020/11/07

DARK JOURNALIST EXCLUSIVE PART 1 INTERVIEW WITH REMOTE VIEWING PROGRAM FOUNDER PHYSICIST RUSSELL TARG: SRI STAR GATE REVEALED: PSYCHIC SURVEILLANCE!

BREATHROUGH INTERVIEW! PROJECT STAR GATE WITH THE FOUNDER OF THE REMOTE VIEWING PROGRAM Dark Journalist Daniel Liszt welcomes Physicist Russell Targ for a deep look at his amazing career in developing and training individuals in psychic development for secret government programs at Stanford Research Institute (SRI) with clients like the CIA and the US Military. Targ reveals that in their remote viewing program they learned that the mind has limitliess potential and that our consciousness can travel anywhere, even backwards and forwards in time. His breakthrough book, The Reality of ESP, highlights his years of covert intelligence work with the best psychics on the planet, including Ingo Swann, Joe McMoneagle and Pat Price who died mysteriously as Targ reveals in compelling detail after the CIA learned he was sharing his experiences with a top member of Scientology.

THE MAN WHO STARTED IT ALL Russell Targ studied graduate physics at Columbia University until 1956, when he left Columbia to work on the earliest development of the laser. He pursued laser research and development until 1972, when he co-founded the Stanford Research Institute program investigating psychic abilities. Working with the great psychic, Ingo Swann he was able to teach many inexperienced people how to describe and experience events and objects in the distance and in the future. This ability became known as remote viewing. After a decade of highly classified research with the CIA, Targ left the Star Gate program to returned to laser research, which he pursued with Lockheed Missiles and space until 1998.


『ダーク・ジャーナリスト』独占インタビュー 第1部:リモート・ビューイング・プログラム創設者、物理学者ラッセル・ターグ氏へのインタビュー:SRI「スターゲート」の全貌――超能力による監視!

画期的なインタビュー!リモート・ビューイング・プログラムの創設者による「プロジェクト・スターゲート」 『ダーク・ジャーナリスト』のダニエル・リストが、物理学者ラッセル・ターグ氏を迎え、スタンフォード研究所(SRI)においてCIAや米軍などをクライアントとする秘密の政府プログラムのために、超能力開発の指導と人材育成に携わってきた彼の驚くべきキャリアについて深く掘り下げる。

ターグ氏は、リモート・ビューイング・プログラムを通じて、人間の心には無限の可能性があり、私たちの意識はどこへでも、さらには時間を遡ったり進んだりすることもできることを学んだと明かす。彼の画期的な著書『The Reality of ESP』では、インゴ・スワン、ジョー・マクモネグル、そしてパット・プライスといった世界最高の超能力者たちとの長年にわたる秘密の諜報活動が詳述されている。

ターグ氏は、CIAが彼がサイエントロジーの幹部と自身の経験を共有していることを知った後、パット・プライスが不可解な死を遂げた経緯についても、説得力のある詳細を明らかにしている。

すべてを始めた男 ラッセル・ターグは、1956年までコロンビア大学で物理学の大学院課程に在籍していたが、その年、レーザーの初期開発に携わるため同大学を去った。彼は1972年までレーザーの研究開発に従事し、その後、超能力を調査するスタンフォード研究所(SRI)のプログラムを共同設立した。

偉大な超能力者インゴ・スワンと協力し、彼は多くの未経験者に、遠く離れた場所や未来の出来事や物体をどのように描写し、体験するかを教えることに成功した。この能力は「リモート・ビューイング」として知られるようになった。CIAとの極秘研究に10年間携わった後、ターグは「スターゲート」プログラムを離れ、レーザー研究に戻り、1998年までロッキード・ミサイル・アンド・スペース社でその研究を続けた。

(2026-08-20)