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Robert Geller(東大名誉教授)+ 小沢慧一 : 地震予知の虚構と南海トラフ発生確率の真実

· 48 min read
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(全体俯瞰 : AI 生成) click で拡大

title (情報源)

前置き+コメント

Robert James Geller(東大名誉教授) の主張を AI で整理した。小沢慧一(東京新聞記者)が Geller の主張を補佐している。

別記事、

鎌田浩毅(京大名誉教授) : 迫る巨大災害:南海トラフ・富士山噴火 (2026-07-13)

に対する反対意見として取り上げる。

普通、東大教授が政府・行政と結託し(*1)、京大教授がそれに反旗を翻すという構図を予想するが、地震予知に対しては真逆に捻れている。

あの東京新聞にまだマトモな記者が残っていた…というのも驚きw

(*1)

水俣病を追求した宇井純は東大だが、(東大では)最後まで助手どまりだった。そして当時、政府側の弁護役を務めたのが、東大名誉教授の 田宮猛雄(日本医学界会長、厚生省水俣病部会 部会長)。これが東大の体質。今も変わらない。

展開 (via Gemini)

宇井 純(うい じゅん) さんの当時の地位は「東京大学工学部都市工学科 助手」でした(後に沖縄大学教授)。


「助手どまり」と海外が驚愕した逸話

宇井純さんは、水俣病をはじめとする公害問題の現場にいち早く飛び込み、水俣病のメカニズム解明や、国・企業による隠蔽工作を暴くために文字通り命懸けで闘った伝説的な研究者です。

  • 「万年助手」という地位 水俣病でチッソの肩を持つ東大教授陣や政府を相手に、徹底して被害者の立場から激しい告発・追及を行ったため、大学上層部から睨まれ続けました。その結果、どれほど優れた業績を上げても20年以上もの間、意図的に昇進を拒まれ「助手」の地位に留め置かれました
  • 海外の学者の驚愕 1972年、スウェーデンで開催された「国連人間環境会議」に、宇井さんは水俣病の患者さんたちを連れて自費で参加しました。そこで彼が発表した研究成果と公害の実態は世界に大きな衝撃を与えました。 その際、世界的な名声を得た一流の科学者である宇井さんの肩書が、日本の最高学府である東大の「ただの助手(Assistant)」であることを知った海外の学者たちは、「これほどの天才で偉大な業績のある学者が、なぜ教授ではなく助手なんだ!? 日本の大学のアカデミズムはどうなっているんだ」と激しく驚愕し、日本の大学社会の異常さに呆れ果てたと言われています。

東大の教室をジャックする形で始まった自主講座「公害原論」を主宰し、市民や学生とともに公害の真実を訴え続けた人物です。

Robert J. Geller の論文

関連して、彼の論文を別記事で取り上げた。

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Robert J. Geller の論文 : 地震予知:120年に及ぶ研究の批判的検証 (2026-07-13)


以下、情報源を NotebookLM で整理した内容。

要旨

この動画では、東京大学名誉教授のロバート・ゲラー氏とジャーナリストの小沢慧一氏が、地震予知の不可能性と「南海トラフ地震」の発生確率に関する不都合な真実を暴いています。

専門家らは、日本政府が発表している「30年以内の発生確率80%」という数字は、予算確保や行政側の都合により科学的根拠が乏しいまま水増しされたものであると指摘しています。過去のデータに基づくとされる予測モデルの欠陥や、ハザードマップが実際には「外れマップ」として機能してしまっている現状が語られています。

議論の核心は、当たらない予測に惑わされることの危険性と、特定の地域への過度な注視が他地域での油断を招いているという警告です。

最終的に両氏は、いつどこで起きるかわからない地震に対し、幻想を追うのではなく着実な備えをすることこそが命を守る唯一の方法であると結論付けています。

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地震予知の真実と南海トラフ発生確率の虚構:ブリーフィングドキュメント

エグゼクティブ・サマリー

本資料は、地震学の権威であるロバート・ゲラー東京大学名誉教授と、南海トラフ地震の確率問題を追及する東京新聞の小沢慧一記者による対談に基づき、日本の地震対策における重要な事実をまとめたものである。

主な論点は以下の通りである:

  1. 地震予知の不可能性: 過去140年間の研究において、地震予知(日時、場所、規模の特定)に成功した事例は皆無であり、科学的根拠に基づく予知は現状不可能である。
  2. ハザードマップの機能不全: 政府が作成するハザードマップで「安全」とされた地域(黄色)で東日本大震災や能登半島地震などの大規模地震が頻発しており、実態は「ハズレマップ」と化している。
  3. 南海トラフ「80%」の正体: 南海トラフ地震の発生確率は、行政的な予算確保や危機感の煽動を目的に、科学的に疑問視される「時間予測モデル」を用いて「水増し」された数字である。
  4. 行政主導の弊害: 科学者の反対を押し切り、行政の都合で確率が維持されている現状があり、真に実効性のある防災対策が二の次になっている。
  5. 確実な備えへの転換: 予測不可能な地震に対しては、「いつ、どこで起きてもおかしくない」という前提に立ち、家具の固定や1週間分の備蓄といった「確実な自衛」が不可欠である。

1. 地震予知に関する科学的現実

地震学的な観点から、現在の技術および理論では地震予知は不可能であると断定されている。

予知の定義と困難性

  • 予知の定義: 科学的な地震予知とは、「発生時刻」「震源」「マグニチュード」の3要素を、科学的根拠に基づき事前に特定することである。
  • 物理的方程式の欠如: 天気予報には流体力学などの基礎方程式が存在するが、地震発生に関しては基礎的な方程式が存在しない。
  • 前兆現象の否定: 犬の鳴き声や地震雲といった現象は、統計学的な有意性や物理的な因果関係が認められず、すべて「後付けの口実」に過ぎない。
  • 研究の歴史: 140年以上にわたる研究の中で、予知の成功例は一つもない。

「予言」との混同

SNS等で拡散される特定の震災予言には一切の科学的根拠がなく、客観的な検証も不可能な「煽り」に過ぎない。ゲラー教授は、これらを宣伝目的の言説であると一蹴している。

2. ハザードマップと「周期説」の破綻

政府が提供する地震動予測地図(ハザードマップ)は、過去の地震発生パターンに基づく「周期説」に依拠しているが、現実の地震発生状況とは乖離している。

ハザードマップの実態

地震名 (発生年) ハザードマップの評価 犠牲者数 (行方不明含む) 東日本大震災 (2011) 黄色(比較的安全) 約18,000名以上 熊本地震 (2016) 黄色(比較的安全) 272名 北海道胆振東部地震 (2018) 黄色(比較的安全) 42名 能登半島地震 (2024) 黄色(比較的安全) 515名

  • 「ハズレマップ」の指摘: 大規模な犠牲を出した地震の多くが、政府が「危ない」と警告した赤い地域ではなく、比較的安全とした黄色い地域で発生している。
  • 後出しジャンケン: 地震が発生した後に地図を更新し、発生箇所を赤く塗り替える作業が繰り返されており、予測ツールとしての機能を果たしていない。

3. 南海トラフ地震「発生確率80%」の検証

小沢記者の取材により、南海トラフ地震の「30年以内発生確率70〜80%」という数字が、科学的妥当性を欠いたまま政治的に維持されている実態が明らかになった。

時間予測モデルの採用

  • モデルの特異性: 全国で南海トラフ地震にのみ、確率が高く算出される「時間予測モデル」が適用されている。他の地域では「単純平均モデル」が使用されている。
  • 科学者の反対: 地震調査委員会の議事録によれば、専門家の多くはこのモデルの採用に反対し、「妥当ではない」と明言していた。
  • 確率の差: 単純平均モデルを適用した場合、確率は20%程度にまで下がる。

データ根拠の脆弱性(室津港の顧問所)

  • 時間予測モデルの根拠は、高知県室津港の江戸時代からの「顧問所(一子相伝の記録)」にある。
  • データの不確かさ: 記録されている10センチ単位の地盤隆起データは、計測場所や時刻(満潮・干潮の差)が不明確である。
  • 人為的要因の看過: 室津港は歴史的に「港の上(みなとのうえ)」と呼ばれ、地震のたびに船が座礁しないよう人為的に掘り下げ作業(浚渫)が行われていた。この地形変化を自然な地盤変動として計算に含めるのは科学的に誤りである。

行政・政治的圧力

  • 予算獲得の道具: 確率が下がると「税金を優先的に投入する根拠が失われる」という防災担当部署や行政側の強い反発により、高い確率が維持された。
  • 行政指導の科学: 科学的な真実よりも、予算確保や危機感の維持という「行政指導」が優先されている実態がある。

4. 制度的な問題と「臨時情報」の功罪

大規模地震対策特別措置法(大震法)の呪縛

  • 1978年に制定された大震法は「予知ができる」という前提で成立している。
  • 実際には予知ができないにもかかわらず、予算を継続させるために判定会などの組織が維持され、役割を無理やり作り出している。

南海トラフ地震臨時情報の問題

  • 2023年8月の宮崎県沖の地震後に発表された臨時情報は、社会に多大な混乱を招いた。
  • 統計的無意味さ: 臨時情報発表時に地震が起きない確率は99.5%以上であり、不確かな情報がホテルのキャンセルや物資の買いだめなど、経済的・社会的損失を招いている。
  • 組織維持の側面: 予知ができないことが露呈する中で、判定会の存在意義を保つために「臨時情報」という仕組みが機能している側面がある。

5. 推奨される地震への向き合い方

正確な予測が不可能である以上、幻想を追うのではなく、確実な備えにリソースを割くべきである。

防災意識の転換

  • 「ハザードマップを信じすぎない」: 黄色の地域であっても、明日大規模な地震が起きる可能性があることを認識する。
  • 「予測より確実性」: いつ起きるかの予測に一喜一憂せず、必ず来るという前提で行動する。

具体的な備え

  1. 家具の固定: 地震による直接の被害(転倒・下敷き)を防ぐ。
  2. 備蓄の徹底: 自衛隊などの救済が届くまでの「最初の1週間」を自力で生き延びる体制を整える。
  • 水:1人1日3リットルを目安にする。
  • 食料:最低1週間分。
  1. 避難所の現状把握: 日本の避難所環境は100年前から改善が進んでおらず、縦割り行政の弊害で劣悪な場合が多い。自力での生活維持能力を高めることが重要である。

結論

南海トラフ地震の「80%」という数字は、科学的根拠よりも行政的都合が優先された結果である。我々は、不確かな予知や確率に依存する防災から脱却し、日本全国どこでも不意打ちで地震が起こりうるという科学的事実に立脚した、実効性のある備えを構築しなければならない。

南海トラフ地震の予測と実態に関する多角的な視点

@@ table head 専門家・関係者 主な主張・見解 科学的根拠/モデルの是非 予測の正確性に対する評価 防災・備えへの提言 背景・行政の動向 出典 @@ table body ロバート・ゲラー(東京大学名誉教授) 地震予知は不可能であり、140年間の研究で成功例は一度もない。日本全国どこでも不意打ちで地震が起こりうるという科学的事実を受け入れるべきである。 「周期説」や「時間予測モデル」は科学的に否定されている。地震には天気予報のような基礎方程式が存在せず、過去の地震の間隔に基づく予測は妥当性を欠く。 ハザードマップは「ハズレマップ」である。東日本大震災、熊本地震、能登半島地震などは、すべて政府が確率が低い(安全)とした地域で発生している。 不確かな予測に頼らず、家具の固定や1週間分の水・食料の備蓄など、いつどこで地震が起きても対応できる自衛の備えを徹底すべきである。 地震予知は研究予算を獲得するための手段と化している。学問的良心よりも、予算維持という行政側の都合が優先されている実態がある。 [1] 小沢慧一(東京新聞記者) 南海トラフ地震の「30年以内80%」という数字は、行政の予算獲得などの便宜上、科学的根拠を越えて「水増し」されたものである。 「時間予測モデル」の根拠となる室津港(高知県)の隆起データは、江戸時代の古文書の不確かな記述に依存しており検証不十分。多くの科学者がこのモデルの採用に反対した。 特定地域の確率を高く設定することで、他の地域(北海道や能登など)の住民に「ここは大丈夫」という誤った安心感を与え、結果として油断を招いている。 正確な予測という「幻想」を捨て、地震が来ることを前提とした避難所環境の改善や、政治的な防災体制の抜本的な見直しが必要である。 確率が下がると対策予算が削減されることを恐れた行政側が、地震学者に圧力をかけ、高い確率が算出されるモデルを採用させ続けた経緯がある。 [1] @@ table end

[1] 【地震予知はできない】東大名誉教授と新聞記者が暴く「地震」の真実/南海トラフ地震「発生確率80%」は嘘?/ハザードマップは「ハズレマップ」/確実な予測より確実な備えを/《ロバート・ゲラー×小沢慧一》

地震予知の不可能性

地震予知の不可能性

科学的根拠の欠如

Robert Geller(ロバート・ゲラー)によれば、現在の科学水準において地震の予知は不可能である。天気予報には流体力学のような基礎方程式が存在し、データを入力して予測を行うことができるが、地震の発生に関する物理的な基礎方程式は未だに存在しない。地震の前に変な雲が出現する、あるいは動物が異常行動をとるといった「前兆」の話は多く存在するが、それらは事後的に何とでも言えるものであり、統計学的な偶然以上の物理的因果関係は持たない。正確な地震予知とは、地震の発生時刻(3日程度の精度)、震源、マグニチュードを事前に科学的根拠に基づいて示すことであるが、過去約140年間にわたる研究において成功例は一つも存在しない。

研究予算獲得のための「打ち出の小槌」

地震予知研究の裏側には、予知が研究費を獲得するための「打ち出の小槌」と化しているという実態がある。過去の研究者たちは「10年後には予知できるかもしれない」とバラ色の宣伝を行って予算を獲得し、その嘘をエスカレートさせていった。1970年代には「東海地震が明日起きても不思議ではない」とパニックに近い状況を煽ることで予算を集め、予知業務を法律化するに至った。当時の研究者の中で正確な予知が本当にできると思っていた者は一人もいなかったにもかかわらず、予算という見切り発車によって誰も警鐘を鳴らせない体制が構築されてしまったとされる。

南海トラフ地震の真実と確率の虚構

水増しされた「発生確率80%」と行政指導

Tokyo Shimbun(東京新聞)の記者であるKeiichi Ozawa(小沢慧一)の調査によれば、政府が発表している「南海トラフ地震の30年以内の発生確率80%」という数字は、意図的に「エコひいき」され水増しされたものである。日本の他の地域では「単純平均モデル」が用いられているが、南海トラフにのみ「時間予測モデル」という特例的な計算式が適用されている。このモデルは室津港(Murotsu port?)の隆起に関する江戸時代の古文書のみを根拠としており、港が人為的に掘り下げられていた事実などを無視した極めて非科学的なものである。Earthquake Research Committee(地震調査委員会)の科学者たちはこの時間予測モデルの使用に反対していたが、「確率が下がると税金を優先的に投入して対策を練る必要はないと集中砲火を浴びる」「予算が取れなくなる」という行政側・防災側の強い反発により、科学指導ではなく行政指導(政治指導)によって歪められた確率が採用され続けている。

「ハズレマップ」と化したハザードマップ

周期説に基づく政府のハザードマップも、実際の地震発生状況と全く合致しておらず、実態は「ハズレマップ」である。東日本大震災をはじめ、2016年の熊本地震、2018年の北海道の地震、そして2024年の能登半島地震に至るまで、甚大な被害を出した地震はすべて、政府が「ご心配無用」とする安全な地域(黄色い地域)で発生している。

確実な予測から確実な「備え」へ

予測への依存が生む危険な油断

「何月何日に地震が起きる」「特定の地域が危ない」といった表面的な予測や幻想を信じることは、人々の間に致命的な油断を生み出す。例えば2018年の北海道の地震では、「南海トラフが危ない」という情報ばかりが先行していたため、被災者は「北海道で起きるなんて思わなかった」と語り、備えの欠如が被害を拡大させる一因となった。Japan Meteorological Agency(気象庁)が出す「南海トラフ臨時情報」なども、もはや判定会の予算を継続させるための役割に過ぎず、社会的には役に立たないばかりか国民に多大な迷惑をかける結果となっている。

個人と社会に求められる真の備え

結論として、日本は地震国であり、地震は「いつでも、どこでも、不意打ちに起こりうる」という事実を前提にする必要がある。現在の日本の避難所は100年前からほぼ変わっておらず、「難民キャンプの人たちに日本人はよくあそこで生活できるねと言われる」ほど行政の整備状況は劣悪である。防災が政治家の票にならないため根本的な議論が進まない現状において、不正確な予測に気を取られるべきではない。個人レベルで行うべき確実な備えとは、家具を固定し、最低1週間分の水(1人あたり1日3L)と食料を備蓄し、自衛隊などの救助が到着するまでの期間を自力で生き抜く体制を整えることである。いつ、どこで起きるかの予測に頼るのではなく、「確実に地震は来る」という前提のもとで備えを行うことへと意識を転換しなければならない。

南海トラフ確率の疑問,

南海トラフ地震の「発生確率80%」に対する疑問

意図的に水増しされた確率と「時間予測モデル」

Keiichi Ozawa(小沢慧一)の調査によれば、政府が発表している南海トラフ地震の「30年以内に80%」という発生確率は、意図的に「エコひいき」され、水増しされた数値である。日本の他の地域の地震予測には「単純平均モデル」が使用されているが、南海トラフにのみ「時間予測モデル」という特例的な計算式が適用されている。もしこのモデルを使用せず、他地域と同じ単純平均モデルを採用した場合、確率は20%程度にまで下がってしまうという。

行政・防災機関からの圧力と予算獲得の思惑

この不自然なモデル採用の背後には、予算獲得を目的とした思惑が存在する。Earthquake Research Committee(地震調査委員会)の科学者たちは、この特例的な時間予測モデルの使用が科学的に妥当ではないと反対していた。しかし、「確率が下がると税金を優先的に投入して対策を練る必要はないと集中砲火を浴びる」といった行政側や防災側からの猛烈な反対を受けた。結果として、科学的な正確さよりも「予算が取れなくなる」という行政の論理が優先され、科学指導ではなく行政指導(政治指導)によって不当に高い確率が維持されている。

根拠となった古文書の欠陥

時間予測モデルの根拠となっているデータ自体も極めて怪しいものである。このモデルは、Murotsu port?(室津港)にたまたま残されていた江戸時代の古文書の記述をベースにしており、港の隆起の大きさを地震のエネルギー蓄積量に見立てている。しかし詳細な調査の結果、この港は船が座礁しないよう人為的に何度も「掘り下げられていた」可能性が高いことが判明した。つまり、自然な地盤の隆起ではなく、人為的な土木工事の影響をデータとして誤認していたことになる。モデルの提唱者であるShimazaki?(島崎)氏も、測量値が間違っていた可能性を認めつつある。

地震の真実:予測の不可能性と「ハズレマップ」

科学的根拠のない予知と的外れなハザードマップ

Robert Geller(ロバート・ゲラー)は、現在の科学において地震の発生時刻・震源・規模を事前に予測することは不可能であり、過去約140年間に成功例は一つもないと断言している。それにもかかわらず、政府は周期説に基づいたハザードマップを作成して「危ない地域」と「安全な地域」を示してきたが、実際には地震の発生状況と全く合致しておらず、実態は「ハズレマップ」となっている。東日本大震災、2016年の熊本地震、2018年の北海道の地震、そして2024年の能登半島地震など、近年甚大な被害を出した地震はすべて、政府が「ご心配無用」とした安全区域(黄色い地域)で発生している。

予測への依存から確実な「備え」へ

確率の虚構がもたらす危険な油断と真の防災

「南海トラフの発生確率80%」のような水増しされた予測や不確かな情報を信じることは、国民の間に致命的な油断をもたらしている。例えば、2018年の北海道の地震の被災者は「南海トラフが危ない」という情報ばかりを目にしていたため、自分の住む地域で巨大地震が起きるとは想定していなかった。 真の備えとは、いつ、どこで起きるかという幻想のような予測に頼るのではなく、「日本は地震国であり、いつでも、どこでも、不意打ちに起こりうる」という事実を前提とすることである。日本の避難所の整備状況は100年前からほとんど進歩しておらず、「難民キャンプの人たちから見ても劣悪」とされるほど行政のインフラは脆弱である。防災が政治家の票に結びつかないため根本的な議論が進まない現状において、国民は根拠のない確率に気を取られるべきではない。個人レベルで家具を固定し、少なくとも1週間分の水(1人あたり1日3L)や食料を備蓄し、救助が来るまで自力で生き抜く体制を整えることこそが、最も重要で確実な防災である。

ハザードマップ(ハズレマップ)

ハザードマップの実態と「ハズレマップ」と呼ばれる理由

周期説に基づく誤った安全基準

政府の作成するハザードマップは、地震が周期的に繰り返して発生するという古い「周期説」に基づいている。Robert Geller(ロバート・ゲラー)によれば、この手法は十分な検証を受けておらず、学問的にも現在では間違っていると判明している。政府はこの地図上で「危ない地域」を赤色、「ご心配無用」とする比較的安全な地域を黄色で示し、国民に警戒を呼びかけてきた。

安全とされた地域で相次ぐ巨大地震

実際の地震発生状況とマップの予測は全く合致しておらず、実態は「ハズレマップ」となっている。2011年の東日本大震災をはじめ、2016年の熊本地震(死者272名)、2018年の北海道の地震(死者42名)、そして2024年の能登半島地震(死者515名)に至るまで、近年甚大な被害を出した巨大地震はすべて、政府が安全だとしていた黄色い地域で発生している。これは日本に限った話ではなく、中国の四川地震、2010年のハイチ地震、イタリアの地震など世界中でも同様であり、ハザードマップ作成者は地震が起きてから地図上の危険地域を修正するという「あとだしじゃんけん」のようなことを行っている。

予測への依存がもたらす悲劇と油断

幻想の予測による北海道での実例

不正確なマップや「何回トラフが危ない」といった表面的な予測情報を信じ込むことは、人々に致命的な油断をもたらす。Keiichi Ozawa(小沢慧一)が取材した2018年の北海道の地震の現場では、家屋が倒壊して家族が下敷きになった高校生が「地震は南海トラフで起きるもので、北海道で起きるなんて思いもしなかった」と涙ながらに語ったという。このように、「特定の地域だけが危ない」という幻想の予測を信じさせることは、かえって人々の防災意識を削ぎ、実際に安全とされた場所で地震が起きた際の被害を拡大させる一因となっている。

「地震の真実」を前提とした確実な備えへ

いつでもどこでも起こりうるという真実

日本は地震国であり、地震は「いつでも、どこでも、不意打ちに起こりうる」というのが科学的な真実である。世界のマグニチュード6以上の地震の2割が日本で起きている以上、誤ったハザードマップを信じて「自分が住む地域は安全だ(あるいは危険だ)」と一喜一憂することは非常に危険かつ無意味である。いつどこで起きるかを予測してそこだけを備えるのではなく、地震は日本中どこにでも必ず来るという前提に立つ必要がある。

個人レベルで完結できる備えの重要性

現在の日本の避難所は100年前からほぼ変わっておらず、「難民キャンプの人たちに日本人はよくあそこで生活できるねと言われる」ほど行政のインフラ整備は劣悪である。防災が政治家の票にならないため、抜本的な対策が進まないのが現状である。したがって、政府の出す不正確な予測情報に振り回されるのではなく、個人レベルで確実な備えを行うことが不可欠となる。具体的には、家具が転倒しないように固定し、1人あたり1日3Lの水を1週間分、および1週間分の食料を備蓄し、救助隊が到着するまで自力で生き延びる体制を整えることが最も重要である。

正しい防災の向き合い方

予測への依存からの脱却

幻想としての「予知」と致命的な油断

Robert Geller(ロバート・ゲラー)やKeiichi Ozawa(小沢慧一)によれば、日本人がまず直視すべき「地震の真実」とは、地震の正確な予知は不可能であり、日本全国いつでもどこでも不意打ちで起こりうるという科学的事実である。特定の日時に地震が起きるという噂や、政府が発表する「南海トラフ地震の発生確率80%」といった不自然に水増しされた予測情報を信じることは、人々に致命的な油断をもたらす。実際に2018年の北海道の地震の現場では、「地震は南海トラフで起きるもので、北海道で起きるなんて思いもしなかった」と語る被災者がおり、特定の地域だけが危ないという幻想が防災への意識を削ぎ、被害を拡大させる要因となっている。正しい防災の第一歩は、こうした表面的な予測や「いつ、どこで起きるか」という幻想に気を取られず、それに依存するのをやめることである。

確実な「備え」への意識転換

個人レベルでの備蓄と自衛の徹底

不正確な予測に頼るのではなく、世界のマグニチュード6以上の地震の2割が集中する地震国として「確実に地震は来る」という前提のもとで備えを行うことへと意識を転換しなければならない。Robert Gellerは、個人レベルで確実にできる対策として、家の中の家具が転倒しないように配置を工夫することに加え、最低1週間分の水(1人あたり1日3L)と1週間分の食料を備蓄し、Japan Self-Defense Forces(自衛隊)などの救助隊が到着するまで自力で生き延びる体制を整えることを推奨している。

劣悪な避難所環境と政治的無関心への理解

このような個人レベルでの徹底した自衛が必要とされる背景には、行政による防災インフラの脆弱さと無責任さがある。Keiichi Ozawaの指摘によれば、日本の避難所の状況は100年前のIsetai?(伊勢台)の時代からほぼ進歩しておらず、難民キャンプの人たちから「日本人はよくあそこで生活できるね」と呆れられるほど劣悪な状態が放置されている。これには、トイレ1つを設置するのにもMinistry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism(国交省)、Ministry of the Environment(環境省)、Ministry of Economy, Trade and Industry(経産省)と管轄が分かれる縦割り行政の弊害があり、さらに政治家にとって「防災は票にならない(とっぽいテーマである)」ため、根本的な議論が進まないという行政・政治の現実がある。Japan Meteorological Agency(気象庁)が出す「南海トラフ臨時情報」なども、判定会の予算維持の役割しか持たず、国民に不必要な混乱や迷惑をかける結果となっている。したがって、国民は国や行政の予測や支援に過度な期待を抱かず、自らの命は自ら守るという前提で確実な備えに向き合うことが求められている。

情報源

動画(51:18)

【地震予知はできない】東大名誉教授と新聞記者が暴く「地震」の真実/南海トラフ地震「発生確率80%」は嘘?/ハザードマップは「ハズレマップ」/確実な予測より確実な備えを/《ロバート・ゲラー×小沢慧一》

https://www.youtube.com/watch?v=RGXop9Si68Y

151,636 views 2025/07/28

(2026-07-13)