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記録映像動画 : 採石場の岩石を切り出し「巨大な挽き臼」が完成するまでの伝統的な加工技術

· 約10分
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(大型の挽き臼)

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(小型の挽き臼)


title (情報源)

前置き+コメント

先日の過去記事、

伝統的製石術 : 花崗岩より加工が困難な玄武岩の大岩をノミとハンマーのみで精密加工している記録動画 (2026-07-03)

では、「荒削りした丸い岩の板」(下)

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を(たぶん採石場から)調達して、それを巨大な挽き臼に精密加工してた。

今回は、採石場で岩石から「荒削りした丸い岩の板」を切り出し、さらに挽き臼に加工し、馬が引く荷車に搭載するまでの一部始終を記録した 1971年の記録動画を取り上げる。

音声による解説はほぼ皆無だが、見れば理解できる。ハンマーとノミの音が心地よい。


エジプトのピラミッドにある花崗岩を刳り抜いて作られた石棺(下)

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(Khufu Sarcophagus Inside Kings Chamber)

があり、製造方法が謎と言う人もいるが、今回の 中身を刳り抜いた箱の製作 の様子を見れば、謎が解ける。なお、この 石棺についての Gemini の解説

以下、元動画が消された場合に備えて切り出し静止画を添付しておく。

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目次

  1. 前置き+コメント
  2. 切り出し静止画
    1. 挽き臼の製作
    2. 中身を刳り抜いた箱の製作
  3. 情報源
  4. 石棺に関する Gemini の解説
    1. 特徴的なエピソード
    2. 1. 銅のノミだけでは「硬すぎる」花崗岩
    3. 2. くり抜きの工程

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切り出し静止画

挽き臼の製作

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中身を刳り抜いた箱の製作

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情報源

動画(18:24)

WATCH Historic Giant Grindstone in the Making (1971)

https://www.youtube.com/watch?v=YREI7eGe4ww

125,700 views 2025/11/14 #TraditionalSkills #Stonework #Skills

This satisfying video showcases the dedication to handmade Giant Grindstone creation, reminiscent of how things were crafted in the past.

この見応えのある動画は、昔ながらの職人技を彷彿とさせる、手作りの「ジャイアント・グラインドストーン」製作への情熱を余すところなく伝えています。


石棺に関する Gemini の解説

展開

Me: エジプトのピラミッド内部に、中身を刳り抜いた石の大箱の映像をどこかで見かました。その映像(静止画で OK) を見せて。

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Me: サイズはどの程度?

ギザの大ピラミッド(クフ王のピラミッド)の「王の間」にある石棺のサイズは、おおよそ以下の通りです。

外寸と内寸でそれぞれ以下のようになっています。

測定箇所長さ (約)幅 (約)高さ/深さ (約)
‌外寸‌2.28 m0.98 m1.05 m
‌内寸‌1.98 m0.68 m0.87 m

特徴的なエピソード

この石棺には、少し不思議な特徴があります。

  • ‌部屋の入り口より大きい‌‌:実は、この石棺の幅と高さは、王の間に続く通路(玄室の入り口)よりも‌‌わずかに大きく‌‌作られています。
  • ‌建設途中に設置された‌‌:つまり、ピラミッドが完成した後に運び込まれたのではなく、ピラミッドを積み上げている途中でこの場所に石棺を置き、その後ろから部屋の壁や天井を造っていったと考えられています。

一つの巨大な赤色花崗岩のブロックから、職人が根気強く中身を刳り抜いて作ったと言われており、角の欠けなどは長い歴史の中で観光客や盗掘者によって削り取られたものとされています。


Me: 昔の職人が青銅のノミとハンマーでコンコンと気が遠くなるような手間をかけて作成したのですよね?

まさにその通りで、現代の私たちが想像するだけでも気が遠くなるような、膨大な時間と労力がかけられています。

当時のエジプト(古王国時代)にはまだ鉄器がなく、金属工具といえば青銅(あるいは純銅)でした。ただし、これには少し技術的なポイントと、歴史のロマンがあります。

1. 銅のノミだけでは「硬すぎる」花崗岩

実は、石棺に使われている「赤色花崗岩(御影石)」は非常に硬く、‌‌銅のノミで直接叩くと、石が削れる前にノミの刃先がすぐに潰れてしまいます。‌

そのため、当時の職人たちは単にノミで叩くだけでなく、以下のような工夫を凝らしていました。

  • ‌研磨剤(砂)の力‌‌: 石を削る・切る際、銅の工具と石の間に「石英を含んだ硬い砂」を挟み、こすり合わせることで砂の粒子に石を削らせていました。
  • ‌硬化させた銅‌‌: ノミなどの工具は、叩いて鍛える(加工硬化)ことで、できる限り硬度を高めて使われていたと考えられています。

2. くり抜きの工程

大箱の中身をくり抜くために、職人たちはまず「銅製の管状のドリル」を使いました。 筒状のドリルに硬い砂を撒き、ひたすら回転させて丸い溝を掘り、残った中心の芯をハンマーで叩き折る、という作業を繰り返します。

蜂の巣のようにいくつも穴をあけた後、ようやく残った仕切りを青銅のノミと石のハンマーでコンコンと叩き壊し、最後にまた砂を使って滑らかに磨き上げました。


この長さ2メートルを超える石棺を一つの塊から削り出すのに、どれほどの人数と月日がかかったのか、正確な記録は残っていません。しかし、王の権力と、それを支えた職人たちの超人的な忍耐力があったからこそ、4000年以上経った今もあの場所に残り続けているのは間違いありません。

(2026-07-06)