Jeremy Grantham : バブルの歴史とAI市場の崩壊予兆
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前置き+コメント
Jeremy Grantham の不穏な予想を取り上げる。
彼の
資産運用会社GMO(ジーエムオー)の共同創設者であるJeremy Grantham(ジェレミー・グランサム)は、バブルを「2シグマ(標準偏差)」という厳密な統計的用語を用いて定義しています。これは、事象が完全にランダムであれば44年ごとに発生する確率の現象ですが、実際には36年ごとに発生していると彼は指摘しています。
の
- 事象が完全にランダムであれば 44年ごとに発生する確率の現象
の根拠が気になったので ChatGPT に確認した結果が直下。
バブルが「44年ごとに発生する確率」の根拠
数式がダルい人は展開不要。
展開
(以下の数式部分の引用は手抜き。Docusaurus に数式を対応させるのは厄介なので、 build できるレベルまで手抜きしている。)
Me: 先の Jeremy Grantham のバブル定義で 44年ごとに発生する根拠を敷衍して。
結論から言うと、この「44年」はかなり単純な正規分布計算です。 Grantham / GMO の定義では、バブルとは「資産価格が長期の実質価格トレンドから 2標準偏差以上、上方に乖離した状態」です。GMOの2026年資料でも、バブルを「長期実質価格トレンドからの2標準偏差の乖離」と定義しています。(GMO)
1. 44年の算術
標準正規分布を仮定します。
Z \sim N(0,1)ここで「2シグマ上方」とは、
Z \geq 2です。
標準正規分布では、
P(Z \geq 2) \approx 0.02275つまり約 2.275%。
これを「何回に1回か」に直すと、
\frac{1}{0.02275} \approx 43.96したがって、
[ 約44回に1回 ]
となります。
年次データを1年1観測とみなせば、
[ 約44年に1回 ]
という表現になります。
Grantham自身も、GMOの2022年論考で「ランダムで正規分布する系列なら、2シグマ事象は各方向で44試行に1回」と説明しています。(GMO) Reutersの2026年インタビューでも、彼は「2標準偏差」「年次ベースで44年に1回」と同じ趣旨を述べています。(Reuters)
2. 重要なのは「片側」確率であること
ここがやや紛らわしい点です。
判定基準 確率 頻度 上方だけ:(Z geq 2) 約2.275% 約44回に1回 下方だけ:(Z leq -2) 約2.275% 約44回に1回 上下どちらでも 約4.55% 約22回に1回 したがって、「44年」は 上方2シグマだけ、または 下方2シグマだけを個別に見た場合の数字です。
バブルの定義では「上方乖離」が問題なので、
P(Z \geq 2)を使う。 これが44年の根拠です。
逆に、「上下どちらの2シグマ異常でもよい」と数えるなら、頻度は約22年に1回になります。ここを混同すると、44年という数字が妙に見えます。
3. 「完全にランダムであれば」の意味
ここでいう「完全にランダム」は、厳密には、
価格の長期トレンドからの乖離が、独立した正規分布的な年次観測として振る舞うなら
という仮定です。
つまり、資産価格そのものが毎年サイコロのように動く、という意味ではありません。GMOの説明でも、長期トレンドからの乖離を標準偏差で測る、という形になっています。(GMO)
より形式的に書くと、
Z_t = frac{P_t - T_t}{sigma}です。
- (P_t):その年の実質価格
- (T_t):長期実質価格トレンド
- (sigma):トレンドからの乖離の標準偏差
- (Z_t):何シグマ乖離しているか
この (Z_t) が +2 を超えたら「2シグマ・バブル」と呼ぶ、という発想です。
4. 「44年ごとに発生する」は平均待ち時間であって、周期ではない
